エアコンの要らないさわやかな季節になりました。
朝起き、窓を開けると、ひんやりと新鮮な空気が部屋になだれ込んできます。その空気を全身に浴びて目をシャキっと覚ます瞬間が、ここ最近一番お気に入りの時間となっています。
秋の空はきまぐれですが、晴れている日は景色がピカピカしているようですよね。空は高く透き通っているようだし、太陽の光は黄金色で、その光を受けた並木が輝いているように見える。今年は特にそんなことに目がいく自分がいるのですが、なぜだろうと考えて気づいたことがあります。
以前、引っ越ししたことをこのブログで書きましたが、それからもう3か月もたちました。引っ越ししたばかりのころにブログで書いたのは“新居選びの3つのこだわり”だったのですが、そのなかに「窓からの景色」というものを挙げていました。
以来、住みはじめて3か月、この「窓からの景色」が生活に与えてくれる恩恵の大きさをしみじみ感じる今日このごろです。たとえば、私の部屋は6階という中層階ということもあって、高層階ほどではないにせよ、空が近くて鳥がすぐ近くを飛ぶ姿を楽しむことができる。最近はリビングのソファでごろりと寝転がっていると、渡り鳥が群れで雁行している光景がふと目に入ってきたりもします。
その一方で、そんなに地面から離れているわけでもないので、最近ではどこかでリンリンと鳴く虫の声を楽しめるようにも。夜はその虫の声に耳をすませて過ごすのですが、これもまたなんともいえない贅沢な時間の過ごし方のような気がしているのです。おそらく、マンションの隣の民家が緑豊かなせいで、都会なのに虫の声を楽しめるのではないかと思うのですが。
窓から緑が見えることを条件に部屋を探していて選んだ場所だったのですが、緑が見えるということは“四季の変化を楽しめる”ということでもあるんですね。以前住んでいた部屋は、今のマンションから歩いて10分ほどの距離しか離れていませんが、同じ街でも、窓の外の景色が違うと感じられる季節感も大きく違うものだなぁと実感。窓からの景色のよさ、という条件がもたらしてくれるものは、想像以上でした。いつにも増して今年は四季の移ろいに気が向くようになったのも、そんな“住まいの変化”がもたらしてくれたことだったのです。住まいの選び方ひとつで、日常生活はいかようにも豊かに変えることができるのですね。