vol.040 「家族のリビング」で過ごしませんか?

家族のコミュニケーションを大切にするリビングルームのインテリア

建築家の横山彰人先生のお話からは、
家族のコミュニケーションを深めるためには
リビングルームの空間作りにもコツがあることをうかがいました。
では実際に、リビングルームの家具を選ぶときには
どんな工夫をするといいのでしょう。
そこでここでは、インテリアショップIDEEの
チーフコーディネーター、西葉子さんに
家族のコミュニケーションを考えた
リビングルームのインテリア選びについてうかがいました。

家族が集う、つながる
リビングルームの作り方
家族のコミュニケーションを大切に
するリビングルームのインテリア
インタビューバックナンバー
今月の特集
  • リビングルームのプランは、家族全員で
  • 家族が心地よい、リビングルーム作りのポイント
IDEE SHOP 西 葉子さん

リビングルームのプランは、家族全員で

ひとくちにリビングルームでのご家族のコミュニケーションといっても、その形はひとつではありません。「コミュニケーションを高めるリビングルームはこれ」というような、ひとつの答えには括りきれないものなのです。そのため、まずはそのご家族にとってふさわしいコミュニケーションの形とは何かを知り、それにあわせたインテリアをプランニングすることが大切だと考えています。

IDEEでみなさまにおすすめしているのは、リビングルームのインテリアを決めるときはご家族全員で意見を出し合っていただきたいということです。インテリアを決めるのはお母さま、という場合が多いかもしれませんが、ご意見がバラバラになったとしても、ご家族のみなさまからご要望をうかがうほうがうまくいくように思うのです。そうすることで、ご家族みなさまの個性をリビングルームに活かすことができますよ。

インテリア選びのポイントは“家族とのちょうどいい距離感”

リビングルームのインテリアプランニングでは、ご家族がもっとも心地いいと感じる“距離感”を考慮することが求められます。ご家族それぞれの“居場所”にどのような関係を持たせたいか、どれだけの距離を置くのがいいのかなどがポイントになるため、“居場所”となるソファや椅子に関するプランニングは、もっとも注力することのひとつになります。

“距離感”の例をひとつ挙げますと、ご夫婦でソファを使う場合、親密な距離感を望まれる場合は2人掛けのソファがふさわしいでしょうし、同じ空間にいながらも自分だけのスペースを確保したいという場合は1人掛けのソファをふたつ並べる、という考え方もあります。こんなふうに、ご家族同士のちょうどいい“距離感”についてイメージしていただきながら、インテリアについて考えていただければと思います。

家族が心地よい、リビングルーム作りのポイント

  • 親密な距離感を演出するならL字型ソファを
  • 家族とともにいながらも、自分だけの時間を楽しみたいなら
  • お子さまにも“自分だけの居場所”を作ってあげよう
  • インテリアに遊び心を加えてみて
  • “マイクッション”で、自分の居場所を作る

「アグラス ソファ シングル アーム」(左手前)と「アグラス ソファ コーナー」(奥)をL字型に組み合わせたレイアウト例

親密な距離感を演出するならL字型ソファを

日ごろからご家族一緒に過ごす時間が長い、もしくはもっとご家族が触れ合う時間を多く持ちたい、といった場合は、L字型のソファを置いてみてはいかがでしょうか。ご家族が顔を合わせやすく、距離感も近くなります。また、畳文化を持つ日本人にとって、床まわりはフラットであるほど落ち着きを感じるものです。ソファの場合も、座面がフラットで奥行きのあるものを選ぶと、ご家族が思い思いの姿勢でゆったりとくつろげるのではないでしょうか。

家族とともにいながらも、自分だけの時間を楽しみたいなら

ときには少しだけ家族と距離を置いた自分だけの時間を作りたい・・・ご自宅のリビングルームであっても、そうしたパーソナルな時間や空間を大切にされている方は少なくないはずです。そういった距離感を大事にされている方は、リビングルームに自分だけの“特等席”を設けてみてはいかがでしょうか。ひとり用のソファをご家族の人数分そろえてもいいでしょうし、ひとつだけ用意して、ご家族で共有して使うというのもいいかと思います。

背もたれが高く、包まれるような安定感が特徴の「ラビット ラウンジ」。

お子さま用ソファとしておすすめの「ミニ ミラー アームチェア」。
4色のバリエーションがあります。

お子さまにも“自分だけの居場所”を作ってあげよう

大人だけでなく、お子さまもやはり“自分だけの場所”が居心地いいものです。お子さまに専用のソファなど贅沢では、と思われるかもしれませんが、幼いころから“お気に入りの家具”を持たせておくと、物を大切にしようという心が生まれやすいのだとか。また、大きくなっても使いつづけられるようなソファを用意してあげれば、お子さまが成長されてからもリビングルームを好きでい続けてくれるのではないでしょうか。

インテリアに遊び心を加えてみて

リビングルームはご家族にとってのパブリックなスペースなので、インテリアは無難にまとめるべき、というお考えの方も多いようです。ですが、リビングルームはご家族だけのプライベート空間と考えることもできますから、他人の目を気にすることなく、ご家族のみなさまが楽しめるような遊び心を加えるのもいいのではないかと思います。リビングルームのインテリアに遊びがあると、ご家族の会話のネタなどにもなるのではないでしょうか。

岡本太郎デザインの「彩りイス」。付属のひもを自分の手で編んで仕上げます。

“マイクッション”が並ぶリビングルームは、ご家族の個性を感じさせます。

“マイクッション”で、自分の居場所を作る

ソファにはクッションを置かれると思いますが、すべて同じデザインでそろえるのではなく、ご家族のみなさんにひとつ気に入ったデザインを選んでいただいて、それぞれの“マイクッション”を並べてみてはいかがでしょう。“マイクッション”があるとご自分の居場所という感覚が生まれてくるので、自然とご家族が集いやすくなるのではと思います。

ご家族にとって、長い時間をともに過ごすリビングルームの家具は、お住まいにある家具のなかでもひときわ思い入れの強いものとなることでしょう。ご夫婦や親子のコミュニケーションを心地よく演出するインテリアを、ご家族みなさんで楽しみながらお探しいただければと思います。

このページに掲載されている寝室のコーディネートに使用されている家具アイテムについての詳しい情報は、
イデーショップオンライン(イデーショップオンラインのサイトへ)で見ることができます。

「自分にとって居心地のいい場所」がリビングルームにあれば、声をかけなくても家族が自然と集まってくる姿が目に浮かぶようです。自由で楽しいリビングルーム作りが、家族のコミュニケーションを増やすきっかけになれば素敵ですね。

IDEE SHOP Jiyugaoka

カフェや初出店のパティスリーも併設された、IDEE最大のフラッグシップショップ。広々とした4フロアから構成され、オリジナル家具、雑貨、ファブリック、アートやグリーンなど、遊び心あふれるアイテムが充実。トータルコーディネートのご相談にも乗ってくれます。

東京都目黒区自由が丘2-16-29
営業時間11:00〜20:00
定休日無休(年末年始を除く)

みんなの住まい「寝室」特集では、寝室コーディネートもご紹介いただきました。

家族が集う、つながるリビングルームの作り方

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