vol.039 “ふたり”で描く、理想の住まい

新居のインテリア
よくある悩みとアドバイス

理想の住まいに近づけるためには、インテリアもこだわりたいもの。
でも、「こんな風にしたい!」という想いが強ければ強いほど、
どうしたらいいか迷ってしまうものかも知れません。
ここでは、インテリアに関するよくある悩み事と、
それに対するアドバイスをご紹介します。

ふたり流に暮らすための
住まい選び
新居のインテリア
よくある悩みとアドバイス
インタビューバックナンバー
今月の特集

インテリア情報マガジン『ゼクシィインテリア』の編集長、小長光あかねさんにお話をうかがったところ、
やはり、新婚の読者の方からインテリアに関する悩みや失敗談がよく寄せられるそうです。
その中でも多く寄せられるものは、新婚の方に限らず誰もが考え込んでしまいそうなもの。
ここではその中で代表的な5つの疑問を取り上げ、三井デザインテックのインテリアご担当からアドバイスもいただきました。

お悩み1 限られたリビング・ダイニングスペースを広く見せるには?
お悩み2 なんだか素っ気なくて、温かみがなく居心地がよくない。
お悩み3 取り付けたカーテンがイメージどおりにならなかった。
お悩み4 ソファ選び。形も色もさまざまで、どう選んでいいのかわからない。
お悩み5 いずれ住み替えるなら、購入家具の価格はおさえるべき?

お悩み1 限られたリビング・ダイニングスペースを広く見せるには?

「読者の方たちが最もこだわるのは、リビング・ダイニングです。ふたりが日々食事をしたりくつろいだり、またお客さまを招きもする、住まいの中心となる空間だからでしょう。おしゃれで心地いい空間にするため、コーディネートにも試行錯誤しているようですが、とくに悩むのが限られた空間をいかに広く見せるか、ということ。そのためにどのように家具を配置したらいいのか、といったことを悩まれるようです」

アドバイス

部屋を広く見せるために最も効果的なのは、家具を必要以上に置かないことです。例えば、少し大きめのセンターテーブルを置いて、リビング&ダイニング兼用にしてみるのも新鮮だと思います。いわゆる“フロアライフ”ですね。または、ホワイト系や背の低い家具で統一して視覚的に広く見せるのも、効果があると思います。

「住まいの先輩に聞きました」も参考に。

お悩み2 なんだか素っ気なくて、温かみがなく居心地がよくない。

「最近の若いご夫婦に感じるのは、家で過ごす時間をとても大切にしているということ。休日は家で過ごすことのほうが多いようです。また、できるだけ家族団欒の時間を持てるように、工夫されています。そのためかリビングも、アート性やスタイリッシュさというより、ホッとできる温かみのある空間づくりを目指している傾向があります。インテリアをどんなふうに演出すれば、居心地のいいリビングができるのか、悩まれているようですね」

アドバイス

オレンジなど暖色系のカラーや自然を連想させるグリーンとブラウンでまとめるといいと思います。また“触感”も大事なポイント。例えば、リビングに敷くラグは毛足の長いものにすれば、手触り感から“優しさ”を演出でき温かさへの連想につながるでしょう。木材の素材感を生かした家具からも、温もりをイメージさせることができます。

「住まいの先輩に聞きました」も参考に。

お悩み3 取り付けたカーテンがイメージどおりにならなかった。

「読者の方たちの部屋を見せていただく機会があるのですが、ファブリックの使い方が以前に比べて上手になってきたように思います。ただし、カーテンは“失敗した!”という声が最も多いアイテムですね。住み始めると同時に必要ですから、慌てて購入してしまいがちなんです。でも取り付けてみたら、部屋の印象を大きく左右する存在だったことに気づいて失敗…というようなパターン。どのように選べばいいのか、初めて購入する方は迷ってしまうようです」

アドバイス

確かにカーテンは、「とりあえず」や「間に合わせ」で作ると失敗しやすいものです。自分たちだけで決めるのは大変なので、お店などで専門のスタッフに相談したうえで、次の点に注意されるといいでしょう。

1. 生地選びは、小さなサンプルだけでなく、大きなサンプルで確認する。
2. 生地の厚さや透け感など、実際に手にとって質感を確認する。
3. 毎日目にするものなので、飽きのこない色や柄を選ぶ。
4. シェードやロールスクリーンなどは、実際に操作して体感する。
5. 窓面の採寸などを自分で行う場合は、店の専門スタッフなどにレクチャーを受ける。

「住まいの先輩に聞きました」も参考に。

お悩み4 ソファ選び。形も色もさまざまで、どう選んでいいのかわからない。

「リビングの中心的存在であり、ダイニングセットよりも個性が出るところなので、こだわりたいソファ。はりきってふたりで選んだら、部屋の広さにあっていなかったり、座り心地が悪かったり…。形や張り地の素材、色が豊富なので、なかなか難しいようです。『ゼクシィインテリア』でもさまざまな種類のソファを紹介する特集は、とても人気の企画。失敗しないためにおさえておきたいポイントが、知りたいところでしょう」

アドバイス

ソファを選ぶ場合は、何よりも大きさに注意したいですね。夫婦だけなら二人掛けで十分。つい「お客さまが来たときに…」などと考えがちですが、人が大勢いるのは一時のこと。普段の生活を優先しましょう。次に、座り心地を重視すること。店頭で確かめる際は立ったり座ったりを繰り返し、クッションの硬さや耐久性などをチェックしてください。 さらに、色の選択です。カーテンやテレビ台とのバランスには注意してください。部屋全体のテーマを設定して、色と形は選定することを心がけてください。

「住まいの先輩に聞きました」も参考に。

お悩み5 いずれ住み替えるなら、購入家具の価格はおさえるべき?

「読者の中には、家族構成の変化にともなって、いずれ住み替えることを想定されている方が少なくありません。そうなると家具も買い替えなければいけない可能性が高いので、高価なものは手が出にくいですよね。ただ、値段優先で買ってしまって失敗したという声もよく聞きます。何を優先するべきか、難しいところですよね。どの家具なら住まいが変わっても使い続けられそうか、わからないという状況のようです」

アドバイス

家族構成が変化すると住み替えを検討するケースは非常に多いのではないでしょうか。 住み替えることを想定されているなら、最初からすべての家具をこだわって揃えるのではなく、気に入ったものを永く使い続けるつもりで一つずつ買い揃えていくのも、家具を楽しむ方法の一つです。それは例えば、お気に入りのデザイナーズチェアが一脚あるだけで満足できるものかもしれません。そういう意味では、セットものの家具を購入する際は、慎重に選びたいところですね。

「住まいの先輩に聞きました」も参考に。

『ゼクシィインテリア』(リクルート発行)
結婚情報誌『ゼクシィ』シリーズのインテリア情報マガジン。新婚カップルに向けてインテリアショップや家具・家電の選び方などを掲載している。
部屋づくりの事例紹介やノウハウ情報は読者から人気の企画。
ふたりの住まいづくりをサポートしてくれるインテリアコーディネートサロン
LIVE LABO
アドバイス協力いただいた三井デザインテックが運営するサロン。
インテリアコーディネーターが、住まいやライフスタイル、好みに合わせたインテリアを提案してくれます。(※完全予約制)
また、国内外さまざまなメーカーの家具やファブリックなどが、幅広く揃っているので、ショップを何件も歩き回る必要がありません。
約5,000点という生地サンプルは、国内最大級です。

東京都渋谷区神宮前5-53-67コスモス青山WEST2F
営業時間 10:00〜18:00(完全予約制)
定休日 水曜

ふたりの理想の住まいを作るなら、暮らしながら時間をかけてコーディネートしていくのもよさそうです。ふたりで住まいを作り上げていくその過程も楽しめたなら、それが本当の意味での幸せな空間なのかもしれませんね。

ページTOP