まず、窓といえば、光が入ってくる場所。光との親和性を意識したウィンドウトリートメントを活用すると、室内にさまざまな光の演出をすることができるのです。たとえば、光を透過するレースを二重がさねにすると、レースが重なっている部分とそうでない部分に微妙な光の濃淡が生まれます。この濃淡が時折変化しながら作り出される光の表情は、とても繊細で心地いいものではないでしょうか。また、クリスタルビーズをタッセル(カーテンを束ねる紐や飾り)にしたものをあしらうと、日が沈んだあとも、今度は室内の照明に反射してきらきらした光を楽しめます。このように、光を意識してウィンドウトリートメントの素材に少し気を配ってみるだけで、窓辺がいっそう明るく、さわやかな空間へと変化するのです。
遮へい性や調光性に優れ、モダンなインテリアにぴったりのブラインドも、最近ではさまざまなアイテムが登場しています。
例えば、アルミ羽に小さなパンチ穴をあしらったブラインドがあるのですが、これを取り入れると、室内に花柄や水玉柄といった光と影の模様が浮かび上がります。通常のアルミ製ブラインドよりも柔らかな印象を与えるので、ファブリックとも違和感なくマッチ。さらに、風に揺れる薄いレースのカーテンと組み合わせれば、光と影の模様が風のリズムに合わせてゆらゆらと変化します。
窓に差し込む陽光は、室内に光をもたらすのと同時に影も作ります。その影に変化が生まれるような仕掛けをすると、窓辺に楽しい遊びが生まれそうです。
アルミ羽の一本、一本に細かいドットが開けられているデザインドットブラインド。ドットが作り出す光と影は、木漏れ日のように優しいものです。 (写真提供:株式会社ニチベイ) |