
上)「パーク・ハイム山手の杜」(販売済)の雁行する窓
下)「パークコート赤坂ザ タワー」(物件サイトへ)
完成予想CG |
 |
 |
マンションの窓を設計する場合、中低層と高層ではどういった違いがあるのですか?
|
中低層の場合、地面からの距離が近い分、窓がよく見えるわけですから、細かい配慮と工夫が必要だと考えています。例えば「パーク・ハイム山手の杜」の“雁行する窓”は、道に面した窓がジグザグ雁行するデザインになっています。とこうすることで、それぞれの窓には直角のコーナーが生まれるのですが、このコーナー部の正面には木を植えて、目隠しを作りました。目隠しといっても木が1本立っているだけですから、中からはほどよく外も見渡せるし、道を通る人々の様子もよくわかる。窓から道を通る人に声をかけることもできて、対話が生まれやすい設計になったと思っています。
また「パークシティ浜田山」では、窓から“生活の気配”が感じられるようなデザインを徹底的に追求しました。ベイウィンドウ(台形に張り出した出窓)を多く取り入れているのが特徴で、窓台は200mmと少し低めに作っています。こうすると、窓台が高い出窓に比べて、住む人びとの“生活の気配”が一層いきいきと窓の外に表れるのではないかと考えたのです。また、ベイウィンドウそのものも、建物の外観に豊かな表情を与えてくれます。 |
高層のマンションの窓になると、考え方が違ってきそうですね。
|
高層マンションの場合、プライバシーが確保されていますから、窓は視覚的に開け広げられた状態です。開口部の大きさという点では、昔ながらの日本家屋の窓に存在感が似ているかも知れませんね。 その窓に広がる景色は、青い空だったり、遠くの山だったり、都会の夜景だったりするわけですが、その美しい眺望は家族や仲間を引き寄せて、ワイワイと楽しいひとときを演出するには十分な存在だといえるでしょう。高層マンションの窓は、いい換えれば“都会の縁側”なのかもしれません。 |
|