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集合住宅(マンション)のユニバーサルデザインについては、共用部と専有部に分けて考えます。
〈共用部〉
共用部はユニバーサルデザインが求められます。できる限り誰もが、外部〜建物内〜各住戸へアクセスできなければならないからです。そのためには、スペースの確保、バリアフリー化、操作・動作、環境の整備の3点がポイントです。この3点に注意して、エントランスから住戸に入るまでを辿りながら見てみましょう。
・エントランス
階段などの段差があると、車椅子では通ることができませんし、ベビーカーや足腰に不安のある人も苦労します。最近のマンションでは、スロープが設置されているところが多く、エントランスの段差については解消されつつあるようです。
・オートロックの操作盤
オートロック操作盤の設置状況によっては、背の低い子供や車椅子の人などは使いづらいことがあります。モニター付の場合は、カメラ位置も適当でなければなりません。
・エレベーター
エレベーターの操作・動作については、操作しやすいボタンと位置、インジケーターの見やすさなどがカギを握ります。また、車椅子が回転できるくらいのスペースが望ましいですね。
・住戸玄関(外側)
玄関にアルコーブ(※)がある場合、アルコーブと共用廊下に段差があるのはよくないですね。また、玄関ドアを開いたとき、ハンドル側に十分なスペースが必要です。ここが狭いと、妊婦や子供連れ、荷物が多い人、車椅子など、多くの人が出入りしにくくなってしまいます。
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