みんすまスタッフがインタビュー!最新の「掃除機」の機能について、家電メーカーの商品企画担当の方に聞きました。

住まいのお手入れに使う道具で、最もなじみ深いものといえば“掃除機”。
いつも当たり前のように使っていますが、よくよく考えてみると、
床の上に掃除機のヘッド部分を滑らせるだけで、
落ちているホコリやゴミを勝手に吸い取ってくれるのだから、
ラク〜に部屋がきれいになって、とっても便利!
そんな掃除機も最近は、もっと使いやすく、もっと頼もしくなっていると聞き、
東芝コンシューママーケティング(株)家電事業部 商品企画担当の方に
最新の掃除機の機能や、掃除機選びのポイントなどを伺ってきました。

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掃除機の主流は、紙パック方式とサイクロン方式。シェアでみると紙パック方式に軍配が。

現在、家庭でよく使われている掃除機には、どんな種類があるのですか?

東芝ご担当者

大きく分けて、紙パック方式とサイクロン方式の2種類があります。紙パック方式は従来の掃除機のタイプで、吸い上げたゴミを本体内の紙パックに溜めていくというもの。パックにゴミが溜まってくると吸引力が落ちますが、ゴミに触らずに袋ごと捨てることができ、フィルター掃除も不要なものがほとんどです。サイクロン方式は、ゴミを溜める紙パックがなく、本体内に溜めたゴミをそのままパッと捨てられるもので。紙パックのコストもかかりません。サイクロン方式の掃除機は3年ほど前から普及してきて、現在は全体の約30%ほどのシェアとなっています。

サイクロン方式は、紙パックを買う必要がない、となれば、人気が出るのもわかりますね。でも紙パック方式のシェアの方が大きいのは、何か理由があるのですか?

東芝ご担当者

実はサイクロン方式は、定期的にフィルターの掃除をしなくてはならないのです。月に1回ほどお手入れをしないと、目詰まりしてきて、吸い込み力が落ちてしまうからです。それが面倒だという人も多くいるようで、これが人気に関係しているのではないかと考えられます。

さらに使いやすさを追求した進化形は、サイクロン方式なのに、フィルターのお手入れ要らず。
タイフーンロボ
タイフーンロボ内部
ワンタッチブラシ

サイクロン方式の掃除機で、新しい機種『タイフーンロボ』が発売されたそうですが、どのような特長があるのですか?

東芝ご担当者

紙パック不要で吸引力が落ちない、というサイクロン方式の長所はそのままに、フィルターのお手入れが面倒、という短所を解決したのが大きな特長です。そのための工夫として、

1:フィルターの目詰まりを防ぐこと
2:フィルターを自動でクリーニングすること


の2つの機能を開発しました。
1のフィルターの目詰まり防止には、“タイフーン分離方式”を採用しています。吸い込んだ空気とゴミを高速気流でくるくる回転させて遠心分離し、ゴミは集塵部へ飛ばして、フィルターへの付着を抑えるという仕組みです。

もう1つの、フィルターを自動でクリーニングする機能とは、どのようなものですか?

東芝ご担当者

こちらは、掃除が終わって電源の“切る”ボタンを押すと、自動的にフィルターのメンテナンスをする“フィルターお手入れロボ”という機能です。これは、突起物にフィルターをカチカチと当てながら自動回転させて、その衝撃によりフィルターに付着したチリをはじき落とすという仕組み。クリーニングするための回転時間も、センサーが汚れ具合に合わせて自動的にコントロール。すべて機械が自動的に作動するので、名前にある通り、まるでロボットみたいなんですよ。

それはユーザーにとって、便利でうれしい機能ですね。フィルターのお手入れは、ずっと必要ないのですか? それとも1年に1回くらいはした方がよいのでしょうか?

東芝ご担当者

およそ7.5年間、フィルターのお手入れをしないままで、使用することができます。この7.5年というのは、一般的な掃除機の寿命。だから、買い替えるまでの間ずっとお手入れは必要ない、といえます。

どんどん使いやすく便利になっている掃除機。未来は、ロボットが掃除してくれるようになるかも?!

『タイフーンロボ』は、他にも使いやすくする工夫やクリーンな室内環境への気配りなど、きめ細かい配慮がたくさんあるようですね。

東芝ご担当者

その通りです。例えば、ヘッド部分にもモーターを内蔵しているので、カーペットに入り込んだゴミを強力にかき出したり、ワンタッチでヘッドをブラシにチェンジできたり、壁際のゴミもきちんと吸い取れるようにも設計。また、2つあるフィルターはどちらも排気の臭いを脱臭。排気は、床のホコリを舞い上げないように、分散して排出しています。

ヘッド部分
掃除機第1号

掃除機第1号

日本の電気掃除機第1号は1931年に製造されたそうですね。それから現在に至るまで、様々な進化を遂げてきたようですが、これから将来、掃除機はどのようになると思いますか?

東芝ご担当者

最終的には、ロボットが掃除してくれるようになるといいですね。今は、そこに近づくために、半自動、一部自動、といった機能が登場してきているのです。『タイフーンロボ』のフィルター自動クリーニングも、その1つです。

タイフーンロボ

タイフーンロボ

掃除機の吸込仕事率は500WくらいあればOK!購入する際には、実際に使ってみましょう

実際に掃除機を買おうと思ったときには、どのようなところに着眼して選ぶとよいのでしょうか?

東芝ご担当者

サイクロン方式と紙パック方式の選択は、違いをよく知って、ご自分の使いやすいと思った方にすればいいと思います。また、ペットを飼っている人は脱臭機能のあるもの、カーペットならヘッドにモーターが入っているもの、フローリングなら目地まで拭き取れるものなど、暮らしや住まいの状況に合わせて、付いている機能を見ていくのもいいですね。

どの掃除機もそれぞれ長所があって、使いやすそうですよね。最終的に決め手となるのは、どんなことでしょうか?

東芝ご担当者

システムがすぐれていることを頭で理解するだけでなく、使ったときの良さを感じることが一番大切だと思います。そのためには、実際に触って試して、使い勝手を確認することをおすすめします。最近の電器店では体験コーナーを設けているところもあるので、気になるものは手にとって、動かしたり、中を見てみたりしましょう。

専門家の目から見て、私たち一般ユーザーが誤解しやすいことはありますか?

東芝ご担当者

掃除機の吸込仕事率(吸引力)ですね。あまり数値(W数)ばかりに捉われすぎない方がいいと思います。実際に住まいを掃除するうえでは、500Wくらいあれば問題ありません。購入するときには、1Wでも大きい数値のものを選ぼうとしがちですが、その必要はないと思います。それよりも、紙パック内にゴミが詰まっていたり、フィルターの掃除をしていない、ということで吸引力は落ちてしまう、と思った方がいいでしょう。

掃除が好きな人・得意な人は、すぐれた掃除機を使えば“鬼に金棒”で、ますますお部屋がきれいになりそう。掃除が苦手な人も、お手入れがラクで便利な機能が付いている掃除機なら、掃除が苦にならず、楽しくできるようになりそうですね。

東芝のサイクロン式最新掃除機「Typhoon Robo(タイフーンロボ)」についてはこちら(東芝のサイトへ)

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