みんすまスタッフがインタビュー!住まいを上手にお掃除するコツを、お掃除のプロに伝授していただきました

「住まいの中で、特に掃除が大変だと感じるところはどこ?」
と尋ねたら、きっと多くの人がこの中のどれかを答えるのではないでしょうか。
「キッチンのレンジフード」「浴室」「網戸」「エアコン」、と。
これらは確かに、あまりにも手ごわい場所ばかりですが、
せっかくだから、きれいに掃除をして気持ちよく暮らしたいですよね!
そこで、たくさんのお客様の住まいをきれいにしてきたお掃除のプロ、
(株)ナック・ダスキン事業部 大野直史さんに、
プロの技やお掃除のコツ、知っていると役立つ「お手入れPoint」を教えていただきました。

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お掃除のプロも重要視するのが“洗剤”。どの洗剤をどのように使うかが、掃除成功のカギ

掃除において、洗剤はとても重要です。ただ、プロが使う洗剤と市販品は、同じではありません。市販品は安全性を追求しているため、酸性洗剤もアルカリ性洗剤も液性が弱くつくられています。とはいっても、洗剤が重要であることに変わりはありません。掃除においては、その素材に対してどの洗剤を使うと有効なのか、という見極めが大切です。

≪Point≫

洗剤を使用するときは、スポンジや布などにつけてから、伸ばすようにしましょう。直接スプレーなどで吹きかけると、液が垂れてきたところだけ汚れが落ち、ムラになってしまいます。

油を使うキッチンは、しつこい汚れがベッタリ。汚れ具合によってはヘラで削ることも

■キッチンレンジフード
お掃除の依頼で一番多いのが、キッチンまわり。特にレンジフードは油や煙とともにホコリも吸込むので、ガンコな汚れがこびりつきやすい場所。どうすればいいのか困っているご家庭が多いようです。
レンジフードの掃除は、まず分解して各パーツを取り外し、浸け置き用洗剤を溶かしたお湯に入れておきます。その間に、フード内の油汚れを取り除いて洗浄します。このとき、汚れが薄茶色であればまだいいのですが、真っ黒に固まってしまっていたら洗浄するだけでは落ちないので、プラスチックのヘラで削るようにしてこそげ落とします。
次に、浸けて置いたファンなどのパーツを洗いますが、ここでも油汚れがこびりついていたら、ヘラを使って落とします。きれいになったら、パーツを取り付けて、アルコール除菌剤で拭けば終了です。
レンジフードを分解するときは、怪我などをしないようにご注意ください。汚れがかなりひどい場合は、プロに任せたほうがいいかもしれませんね。

≪Point≫

アルコール除菌剤は比較的簡単に油汚れが取れるので、キッチンまわりの壁やレンジフード内外をきれいにするために用意しておくと、日常的に使えて便利です。

■ガスレンジの五徳
キッチンで意外にも汚れているのが、ガスレンジの五徳。黒いから分かりづらいのですが、一番熱を持つところなので、焼け焦げてしまうのです。同じ黒でも、新品のときはツヤがあったのではないでしょうか。
五徳は浸け置き洗いをするのが普通ですが、汚れ具合によっては洗剤では落ちない場合もあります。そんなときは、金属ヘラやスチールタワシなどでガリガリ削ります。五徳は取り外しが簡単ですから、できれば毎日、食器を洗うのと同じように洗うといいですね。

≪Point≫

我が家では、油汚れを拭き取れる『ダスキン レンジまわりふきん』を使って、毎日、片付けの最後に拭いています。レンジまわりから流し台まで、拭くだけできれいになるので重宝しています。

■人造大理石のカウンター
まな板の除菌で使うような、台所用の漂白・除菌剤を薄めた液を塗布して、しばらく(5〜10分程度)置いてから水拭きをしてください。水拭きは、漂白・除菌剤が残らないように必ず行ってください。

常に湿気が多い浴室は、カビの発生しやすいところ。早めのお手入れなら、簡単にきれいをキープできます

■浴室のカビ
浴室のカビの多くは、タイル目地に生えます。初期段階は、赤っぽくて少しヌルッとしたもの。この段階であれば、軽くこするだけで取れるので簡単です。できるだけ早めにカビの元を取り除いてしまいましょう。
そのまま放っておくと、目地の奥まで侵入して黒いカビになり、カビ取り剤で除去しなくてはいけなくなります。

≪Point≫

カビ取り剤を使うときは、対象物が乾いている状態が有効です。水で濡れていると薄まってしまい、効果が半減してしまいます。

■浴室の水アカ・石鹸カス
カビは目に見えるので、“掃除をしなくては”という気持ちになりやすいのですが、意外に盲点なのが、水アカ・石鹸カス。これには、体から出た皮脂やアカが混ざっていて、付着するととても落ちにくいのです。
プロなら浴槽の側面などを手でスーッと触ってみると、ザラつく感触で、そこにどれくらい汚れが付いているかが分かります。軽い汚れであれば、カビ取り剤で汚れを浮かせて取ることができます。
ガンコな汚れに対しては、プロなら粗めのスポンジを使います。ただし、FRP製の浴槽の場合は傷つきやすいので、十分に注意が必要。あまり力を入れないことが大切です。
汚れの度合いが分からないときは、最初、弱めの洗剤を使ってみて、反応しなければ強い洗剤→スポンジ、と徐々にパワーアップしていきます。皆さんがよく失敗するのは、最初から強い洗剤、強い力でゴシゴシしてしまうこと。段階を踏んでいけば、失敗は少ないでしょう。

≪Point≫

毎日の入浴後、浴室を出る前に、壁や床にお湯をかけるといいですよ。目に見えない石鹸カスをきれいに流せます。ただし、お湯をかけた後はよく乾燥させるようにしてください。

高層階のガラス窓やエアコンの高圧洗浄は、無理をせずに、プロに任せるほうが◎

■ガラス窓
部屋をパッと見て、明るい光が入ってくるガラス窓が汚れていると、それだけで部屋が暗く汚れているように感じるものです。ガラス窓は日頃からきれいにしておきましょう。
ガラス窓の室内側は汚れにくいし、掃除も簡単ですが、室外側は注意が必要です。高層マンションなどでは開かないタイプの窓も多くありますが、階数が上になればなるほど危険が伴うので、無理に自分で掃除しようとせず、専門業者に任せた方がいいでしょう。

■網戸
網戸もガラス窓と同様に、汚れていると部屋の印象を暗くしてしまうので、きれいに保っておきたいところ。プロが網戸を掃除するときは、網戸を全部外して洗浄します。
ご家庭でクリーニングする場合は、窓を閉めた上で、網戸をつけたまま室外側から洗ってもいいと思います。その際には、網戸全体を先に水で濡らしてから、洗剤をつけたほうがいいでしょう。

≪Point≫

バルコニーに水栓がなければ、かなり薄めた洗剤をつけた2枚の雑巾で、網戸を挟むようにこするときれいになります。

■エアコン
エアコンを内部までしっかりきれいにするには、プロでないと難しいでしょう。空気の通り道に洗剤を高圧で通して汚れを浮かし出し、さらに高圧水ですすぎをするからです。もちろん、エアコン周辺に汚れが飛び散らないように、しっかり養生もしておきます。
プロにクリーニングを頼むなら、冷房を使い始める前の5月あたりがオススメです。エアコンは冬にホコリを吸って、夏に湿気を吸うことで菌が繁殖しやすくなるので、夏の前にホコリを取っておくといいのです。
ご家庭でエアコン掃除をするなら、フィルターをこまめに交換する、あるいはフィルター掃除をこまめにおこない、掃除機で内部のホコリも吸い取るようにしましょう。こまめに掃除をしていれば、カビも発生しにくくなります。

≪Point≫

旅行で家を長く空けるときや夏の終わりなど、エアコンをしばらく使わなくなる直前に、2時間ほど送風運転をしましょう。エアコン内部が乾燥して、カビの発生を防げます。

金属を傷つけずに汚れを落とすには、“目”の方向にこすりましょう

ステンレスは、こすると傷がつきそうですが、実は良い方法があります。それは、“目”を読むこと。キッチンシンクの底面なら横方向、側面なら長手方向にこすれば、傷はつかず、かえってツヤが出てきれいになります。
蛇口に使われている素材は、シンクに比べて硬いものを使っているため、ステンレスの“目”を気にしないでこすっても傷が付くことはあまりありませんが、こする時はタオルなど、柔らかい素材を使うようにしてください。洗剤はクリームクレンザーを使います。
また、陶器のボウルにこびりついたガンコな汚れには、ジーンズの切れ端にクリームクレンザーをつけてこすると、きれいになります。ただし、表面にコーティングされているものは、こするとコーティングが取れることもあるので、ご注意ください。

※このページの写真はすべてイメージ写真です。

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