ツァイ・ヨシコ 暮らしの情景 暮らしに独自の美学をもつツァイ・ヨシコさんが綴るエッセイシリーズ。身の周りの事から旅先で切り取った印象深いシーンまで、詩情あふれるヨシコ・ワールドをご堪能ください。 みんなの住まい メールマガジン メンバー登録はこちらから ツァイ・ヨシコ -暮らしに独自の美学をもつツァイ・ヨシコさんが綴るエッセイシリーズ。身の周りの事から旅先で切り取った印象深いシーンまで、詩情あふれるヨシコ・ワールドをご堪能ください。
カリフォルニア見聞録(2) −魅惑のブティックホテル

1 970年台までは荒廃していたサンホセのダウンタウンには、シリコンバレーの隆盛のおかげで、 近年立派なホテルが次々と開業しました。今回はダウンタウンのブティックホテル(小さくて洒落た 都会のホテルをこう呼ぶそうです)を二つほどご紹介します。 ホテルディアンザ(ホテルディアンザのサイトへ)は1930年に西海岸最高のホテル として開業したアールデコ様式のホテルです。その後1990年に改装され再開業しました。お部屋も 素敵ですが、私が一番好きなのはバー・ハドレークラブです。高い天井は手描きの絵でデコレート されていて、大きな暖炉には毎晩本物の薪がくべられ、ベイエリアで最高のジャズが楽しめます。 また洒落ているのは、夜遅くお腹が空いたときのために、「食品庫を襲え」(Raid Our Pantry)と 名づけられたサービスがあり、勝手にパントリーに行きサンドイッチ、チーズ、ハム、フルーツ、 ミルクなどのスナックがいただけます。

ディアンザホテルのバー。

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ディアンザホテルのバー。エキゾチックなワニと後ろのムーア式のアーチが個性的です。
夜はぐっと照明が落とされ、一段と素敵になります。

私達がサンホセで今回泊まったのはフェアモントホテル(フェアモントホテルのサイトへ)でしたが、朝食は毎日お隣りのセントクレア・ホテル(セントクレア・ホテルのサイトへ)のイタリアレストラン「イルフォーナイオ」(Il Fornaio)へ食べに行きました。このレストランはとても人気があり、朝食のメニューも全てイタリア語という本格派で、内容もとても個性的でした。私は朝食メニューの飲み物欄にあったブラディーマリー(ウォッカのトマトジュース割+ライム+ウスターソース+タバスコ+セロリ)がとても気に入り毎朝頂きました。ウ〜ムこれで朝からほろ酔い気分で一日が始まります。このホテルも1926年に建てられた古いもので、ディアンザホテルと同じく国指定歴史建造物(National Historic Landmark)で、ブティックホテルとして近年よみがえったものです。

イタリアレストラン「イルフォーナイオ」のバーの前で。

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イタリアレストラン「イルフォーナイオ」のバーの前で。
このような壁画はお客様を一層引き付けるインテリアデコレーションの手法でしょう。

フェアモントホテルの部屋からのサンホセ市の眺め。

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フェアモントホテルの部屋からのサンホセ市の眺め。
正面に見えるオレンジ色の大胆な建物は、科学博物館The Techです。

カリフォルニア滞在中サンフランシスコに1泊してゴールデンゲート公園内の「デ・ヤン博物館(デ・ヤン博物館のサイトへ)」に遊びに行きました。ここは100年以上の歴史があるサンフランシスコを代表する博物館で、去年10月に改築し再開されたばかりです。新しい建物は地元のFong & Chan 設計事務所とスイスのHerzog & de Meuron社の手がけた設計です。建築の外壁には銅板、石、木とガラスが使われ、茶系の色彩のせいでしょうか、超モダンな外観にもかかわらず、完全に周囲の環境に溶け込んでいるのには感心しました。アメリカの博物館を訪れいつもうらやましく思うのは、結婚式や会議のバンケット、レセプションの会場などとして、館の一部を貸し出すサービスがあることです。ここでもホームページでしっかりとレンタルサービスを宣伝しています。ならば金婚式はここでやりましょうよと早くも決めました!?

新生したデ・ヤン博物館のシダの中庭。

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新生したデ・ヤン博物館のシダの中庭。

 
デ・ヤン博物館の古代中米の彫像。

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デ・ヤン博物館の古代中米の彫像。

デ・ヤン博物館の現代北米の彫像の数々。

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デ・ヤン博物館の現代北米の彫像の数々。

ハイテクの町の不思議なミュージアム

サンフランシスコの惚れ惚れスポット

ツァイ・ヨシコ

東京でのマンション暮らしと群馬での田舎暮らしを舞台に活躍するインテリア・デザイナー。時間に磨かれた古い家具を現代の暮らしのマッチさせるヨシコ流インテリアには、ファンが多い。公私ともに国内外への旅が多く、独自の視点による見聞も暮らしを豊かに彩っている。

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