回はハノイのホテルについてのレポートです。インテリアデザイナーとしての仕事柄でしょうか、ロビーに入った瞬間から、あたりの様子を観察し始め気分が高揚してきます。夫の学会が準備したソフィテル・プラザ・ホテル(ソフィテル・プラザ・ホテルのサイトへ)はモダンで機能的。国際会議などには申し分ありませんが、リゾート気分で過ごすのには少々物足りません。学会が手配したもうひとつのタンロイ ホテル(タンロイ ホテルのサイトへ)は湖に突き出して建てられていて、南国の雰囲気が満点でした。訪れたのは雨季の真只中でしたが、写真を撮ったこの日は灼熱の日でした。
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タンロイ ホテルのプールサイドで。なかなかの暑さに耐えてニッコリ。
ハノイのホテルで最も雰囲気のあるのは、植民地時代に建てられたメトロポールホテル(メトロポールホテルのサイトへ)です。入り口には植民地時代に使われたリムジンが、まだ現役でパークしています。このホテルのラウンジのランチが大変素晴らしく、2回ほど通ってしまいました。セルフサービス・スタイルですが、キャビア、生ガキやアーティチョークなど私の好物がそれはそれは美しく並べられていて、恥ずかしながら「垂涎」という言葉はこのようなときに使うのでしょうか。瑞々しい緑のしゃきしゃきサラダ、青いパパイヤ、インゲン、オクラ、クレソン、レンコンなどのミルフィーユ仕立てとか、茹で野菜、香り野菜にエビ、カニ、ウニなどが色を添え美味しさと美しさが際立ちます。訪れた時、ロビーの各所には青磁の大壷に薄紅色の蓮の蕾だけがたっぷりと活けられていて、その大胆な手法がとても美しく印象的でした。
メトロポールホテルの玄関前、濃紺のクラシックカーと一緒に。まだ現役で使われているそうです。1901年と壁に刻まれています。
青磁の壷とピンクの蓮と私のブラウスの花柄が一体となりました。色調がマッチしていましたので記念に一枚撮りました。
ロビーの一隅に置かれたソファには、ベトナム特産の刺繍の施された大型羽毛入りクッションが配されていましたが、その技の細やかさ、美しさに惚れ惚れいたしました。ホテルや街中のお店でも、刺繍入りの小物がたくさんあって、お値段も安く、とても魅了されます。
ロビーラウンジのソファの色合いとクッションの素材や刺繍が素晴らしく、まぁ〜素敵と腰掛けたところです。焼き物を飾る後ろのキャビネットもインテリアを一段と魅力的にしています。
プールサイドに作られているバーは、竹と簾をふんだんに使った、いかにも南国にふさわしい心安らぐ場所でした。扇風機がのんびり回っています。
中庭のプールもとてもコロニアル風。デッキチェアーにはベトナムの日避け笠「ノン」が配置されています。心遣いに感心。
「南海の真珠」で寺院とオペラ座を訪ねて
ハイテクの町の不思議なミュージアム
東京でのマンション暮らしと群馬での田舎暮らしを舞台に活躍するインテリア・デザイナー。時間に磨かれた古い家具を現代の暮らしのマッチさせるヨシコ流インテリアには、ファンが多い。公私ともに国内外への旅が多く、独自の視点による見聞も暮らしを豊かに彩っている。
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