照明器具選びの落とし穴

先日の「みんすまカフェ」の企画で、照明の簡単なリフォームを行いました。当選者のお宅でいろいろとお話を伺ってきたのですが、そこで気がついたことがひとつありました。

それは「照明を変えること(照明リフォーム)=照明器具を取り替えること」と考えていらっしゃる方がかなり多いということです。そこで今回は私が考える光を楽しむ照明リフォームについてお話しすることにしましょう。

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照明デザイナーをささえる光

最近、海外のプロジェクトでそのデザインコンセプトを考えようとする時に「私が持っている財産は日本の伝統的な文化だ。だから日本の文化に取材すべきだ」と思うようになりました。

歳をとったからでしょう?なんて言わないでください。もともと私のやっている照明デザインという仕事は、アメリカで約50年前に成立し日本には30年前に入ってきた、いわば舶来の職業。そして、その流れを受ける日本人照明デザイナーである私が海外で他の国の照明デザイナーと何が違うのか?と問われれば、「私は日本人で日本の光の文化を背負っている」と言わざるをえなくなったのかもしれません。

このような昨今の状況もあって、私は日本の光の原点を探ることに時間を費やしています。今日は、そんな試行錯誤のなかから発見した凄い光をご紹介いたしましょう。それは平安時代から鎌倉時代にかけて作られた密教寺院のなかにあったのです。

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パソコンで映画を見よう!

照明デザイナーの仕事は、心に沁みいる感動的な光の景色をつくることです。普段は商業建築の屋内外や公園、時には橋や駅前広場の照明など大きなプロジェクトにかかわっています。

しかし先日、パソコンに向かって考えました。「私の仕事のスペースは凄く小さく、決して感動的な光の景色にはなってない!」と・・・。

何ということでしょう!照明デザイナーの日常的なスペースがそんなことで良いわけがありません。もっともっと、身近な空間を照明で快適な、そして感動的な景色にすることはできないものか・・・。

そこで考えたのが今回ご紹介する新しい照明のレシピ、幅約80cmのパソコンデスク上をホームシアターにするというアイディアです。

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「フライング○○」なんだか怪しい響きに聞こえるかもしれませんが、私がこの言葉を使いだしたのは、かれこれ3年ほど前のことです。

私の初めての著作となる照明の本を執筆しているときに、光の効用を表現する言葉として発明(?)したのです。もちろん光を使って実際に何かを飛ばすわけではありません。

でも本当に不思議です。広辞苑など比較的重量感のあるモノの下に光を仕込めば、あらあらフンワリ浮いて見えるではありませんか? 重力の法則をふわりと変える軽快な照明の技を味わうと、日常の時間も楽しくなるはずです。

今回は、この光の魔法「フライング○○」を使って重いものを浮かせてみたいと思います。

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酒が変われば光も変わる?

以前、私の著書「デリシャス・ライティング」(TOTO出版)を読んだ友人から質問を受けたことがありました。いやいや、これは世の多くの方々からの質問なのかもしれません。

「家でお酒を飲むときには、どんなライティングにすればいいの?」

そこで、その中に掲載した「ハードボイルドな光」のレシピを勧めたのですが、どうも納得がいかない様子なのです。もう少し話を聞いてみてわかったのは、その方、家では日本酒か焼酎しか飲まない!ということのようです。

そうかぁ、焼酎をジャパニーズ・ウォッカとか言い換えてみても、ハードボイルドな光と日本のお酒はどうにもこうにもミスマッチな感じがいたします。考えてみれば私自身、日本酒には滅法弱く(一口でも顔が真っ赤になってしまいます)、ビールもあまり体になじまないので、ここ10年ほどの間お酒と言えばもっぱらワインやバーボンなどを好んで飲んでいるのです。

しかし、今年の夏は初めて焼酎のうまさに開眼させられてしまったのです。なるほど、グラスを冷たく冷やして、大きめの氷とイモ焼酎を合わせると、なかなかではないですか?いえ、私の新しい楽しみができてしまったのです。

ところで、世間ではと言いますと、私と同世代のおじさんたちは、不景気な風の吹くこの時代に、無駄な出費を極力抑えるために開発された「家飲み」なるものが流行っているとのこと。であれば、ここで腕まくりをして、外で飲めないおじさんたちのために、今回は日本酒や焼酎などで家飲を楽しむための光のレシピを伝授いたしましょう。
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カラーシャドウを知っていますか?

みなさん、突然ですが「カラーシャドウ」という光の現象をご存知ですか?

たぶん私と同世代の方なら1980年代のスキーブームをご存じだろうと思うのです。そして、その時代にみんなで青春を謳歌した夜のスキー場には必ずと言ってよいほどにカラーシャドウがあったのです。

白銀のゲレンデに鮮やかに現れるピンクやブルー、イエローなど色のついた不思議な影、それがカラーシャドウなのです。六本木や新宿ではディスコが全盛だったという時代背景もあって、スキー場だけではなく、人が集まる場所にはこのような光を駆使した仕掛けが多かったように思います・・・。

ところで、どうして真っ白な雪の上に、あれほどカラフルな影ができるのでしょうか?
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今年のゴールデンウィークはどう過ごす?

もうすぐゴールデンウィークがやってきます。みなさんはどのように過ごす予定ですか?
世の中が不況というご時勢ですから、今年は家でのんびりするという人も多いのではないでしょうか。

家でごろごろしながら日がな一日DVDを見たり、本を読んだりというのは大人にとってはなんとも贅沢なバカンスです。
でも小さい子供たちからはきっとブーイングの嵐になることは必至です。

今回はそんな悩めるご家族のために、光のソムリエ流楽しい一日の過ごし方を提案したいと思います。
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ガーデニングブーム、再び

最近、書店をのぞくと「ガーデニング」の文字をよく見かけます。
エコへの取り組みの延長なのか、ガーデニングブームが再燃したようです。しかし以前と違うのは観葉植物だけでなく、実用を兼ねて、食べても楽しめる野菜や果物を育てる人が増えているということでしょうか。

確かに無心に土いじりをしたり、丹精込めて育てた植物を眺めたりしていると心が和みます。しかしこのベランダガーデンの出番が昼間だけではもったいないと思いませんか?

というわけで、今回は夜のベランダを楽しむための照明レシピをご紹介したいと思います。
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男ぶりを上げる光

前回の光のソムリエで、光は最後のお化粧だというお話をしました。
これはレストランやバーなどで女性をより美しく見せるための光のテクニックでしたね。

今回は光を使って男ぶりを上げる、特に現代男性にはなくなってしまったと言われて久しい“威厳”をアップさせる方法を伝授いたしましょう。
題して「ゴッドファーザーな光」と名付けてみました。
この名前はもちろん、フランシス・フォード・コッポラ監督の名作『ゴッドファーザー』にちなんでいます。
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夕涼みのあかり

身の回りでの光の演出というと、なぜか“冬のネタ”になることが多いようです。
雑誌などで照明が特集されるのもクリスマスが近づく初冬のころですし、冬が長い北欧の国々に、デザインのいい照明器具や心が豊かになるような照明術が多く見られる・・・なんていうお話も少し寒くなったときのほうがリアリティがあるようです。これは、照明=暖かさをもたらすもの、と考えられているからなのでしょうか?
しかし光の風物詩は、必ずしも冬だけのものではありません。熱い夏の日でも宵の時間となって少し気温が下がるころ、日本の各地では光の美しい演出がはじまるのです。今回は蒸し暑い日本ならではの「夏の夜の光」についてお話したいと思います。
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低予算でも照明は変えられます!

このブログでは、これまでたくさんの役に立つ光のレシピをご紹介してきました。
世界の一流品といわれる照明器具も数多くご紹介いたしましたが、住まいの光をすべてそうした照明器具でそろえようとすると、結構な費用になりますよね。
このブログを読んでいただき、おしゃれなライティングに挑戦してみたいと思われた方のなかには、予算のことが気になって足踏みをされている方もいらっしゃるかもしれません。

そこで、今回は少ない予算で気軽にチャレンジできる“チープシック・ライティング”をご紹介します。まずはこの方法で、週末にあなたのお部屋のあかりを変えてみてください。
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照明の好みの違いを解消したい!

もしも、ひとつ屋根の下で暮らす家族と照明の好みが180度、違ったら?
・・・これはなかなかに辛い状況です。

たとえば新婚ホヤホヤのご夫婦がいらっしゃるとしましょう。
ご主人は天井から部屋のすみずみまでを明るく照らす蛍光灯の全体照明が大好きです。一方、奥さまはリラックスできる間接照明が絶対にお洒落だと考えているとしたら・・・。
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照明演出に欠かせない、内装色へのこだわり

住まいの照明を十分に楽しみたいのであれば、光を発する照明器具だけでなく、光を受ける内装にも存分にこだわっていただきたいと考えます。
今回はその内装と照明の関係についてお話しましょう。
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照明のON/OFFに“フェードタイム”を取り入れよう!

これまで、“おいしい光”を楽しむためには調光器がオススメであると、随所でお話してきました。
調光器は光量を自由に調節するのが主たる機能ですが、じつはどのように使うのかがとても大切だと考えています。

今日は、調光器を使いこなすための大切なキーワードである“フェードタイム”についてお話いたしましょう。
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美術館に用いる光学技術を書斎で独り占め!

絵画や彫刻などのアートに照明を施す“ミュージアム・ライティング”。

それは、光そのものがアートだといってもいいくらい、繊細な照明設計が必要とされる世界です。
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わが家が夜景の新名所に!?

“夜景の見えるレストラン”といった雑誌の特集をよく目にします。
人気のコンテンツなのでしょうね。それだけ私たちは夜景に魅力を感じるわけですが、それはきっと、私たちがいつもとは違う雄大な夜景を見ることは「なーんだ、ちっぽけなことで悩んでいたのか?」とか「よし、明日も頑張ろう!」とか「今度は彼(彼女)と一緒にこの美しい光の景色を楽しもう、ワクワク!」・・・などと、改めて日常の生活を思い返したり、新しい物事に対する意欲を生み出すことができるからなのでしょう。
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和の空間には、和の伝統を活かした照明を!

あなたの家に畳敷きの部屋はありますか?
その部屋では、どんな照明を使っていますか?

和の部屋とはいえ、洋室と特に変わりのない照明を使っている、という人がいるのなら、それはちょっともったいないことです。

せっかく住まいに和の空間があるのですから、和の佇まいを演出する照明術を活用してみませんか?
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“もてなしの光”、それは茶の湯の世界にあり。

一期一会。

もてなしの文化の極致ともいえる茶の湯の世界から生まれた言葉で、「今この茶会は生涯でただ一度のものである」といった意味があるといいます。
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光は空間の広さまでも変えてしまう!?

同じ大きさの部屋なのに、一方は広々として見え、もう一方は窮屈な雰囲気を感じてしまう――この差は家具のレイアウトの違いだけでなく、照明による視覚効果の違いも多分に影響しているもの。光の配置と空間の視覚的な広さには、じつのところ非常に深い関係があるのです。
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