愛犬の幸せなシルバーライフを考える
こんにちは、下薗里英です。みなさまのなかには、これから犬を飼いたいとお考えの方も多いかと思います。そんなとき飼い方を知っておくことはもちろん大切ですが、それだけではなく、ワンちゃんにも老後が来るということについて、少し思いを馳せていただければと思います。

年老いたワンちゃんには快適に過ごせる環境作りが大切

13歳になるトイプードルのJJくん。人間に置き換えますと70歳近くになるので、体調のチェックは念入りに行います。
ワンちゃんたちは生後約11年で、人間の60歳に相当するときを迎えます。悲しいですが、犬の一生は決して長くはないというのが現実なんです。犬も人間同様、年を取れば免疫力などが低下し、病気にかかりやすくなってしまうもの。それを予防するためにも、飼い主さんには老化現象にいち早く気づいていただきたいなと思います。
毎日の生活から感じ取れる老化現象として挙げられるのは、「睡眠時間が長くなった」「呼びかけに対する反応が鈍くなった」というようなことでしょうか。老犬になると、仔犬のころに比べて睡眠時間が長くなるんです。そのため、じっくり睡眠がとれるようなゆったりとした静かなスペースで飼ってあげるのが理想ですね。テレビの音くらいでしたら気にならないとは思いますが、ワンちゃんは子どもの高い声が苦手なんです。ですので、小さなお子さまがいらっしゃるご家庭では、そのことを意識していただければと思います。この時期は夏休みで親戚のお子さまたちが集まるような機会もあるかと思いますが、そのときはお子さまたちに「大きな声を出すとワンちゃんがびっくりしてしまうから、静かにしましょうね」と教えてあげてください。

ワンちゃん専用のスロープ。こういったアイテムを設置しておくと、年老いたワンちゃんもスムーズに生活できます。
見た目で判断できる老化現象で、一番わかりやすいのが目の色です。老犬になってくると目の色が変わったり、にごってきたりします。老犬に多いとされる目の病気にかかったときも、目ににごりが生じる場合がありますので、目の状態をこまめにチェックすることは病気の早期発見に役立つでしょう。「いつもと違うな」と感じたら、すぐ、かかりつけの獣医さんに診てもらってくださいね。
それでもワンちゃんの目が悪くなってしまう場合もあるかと思います。そのときはお散歩もしにくくなってしまうと思うので、人通りの少ない場所をお散歩コースに選ぶなど、工夫をしてあげてください。少しの段差でも目の悪いワンちゃんには恐怖心を与えてしまうかもしれませんので、お散歩中はもちろん、お家の中からお庭に出るときなども注意してあげてくださいね。段差が気になるところにはワンちゃん用のスロープをつけてあげたり、抱っこしてサポートしてあげるなど、手助けをしてあげましょう。人間と同様、ワンちゃんにもバリアフリーが必要なんです。

ちょっとした異変にもすばやく気づいてあげよう

ワンちゃんも長生きをすると、ガンなどの大きな病気にかかる可能性が高くなっていきます。体の表面にできものができている場合などは、早めに病院で検査をしてもらいましょう。前回ご紹介したテリントン・タッチを行うと、ワンちゃんの体の異常にもすばやく気づくことができますので、日ごろから意識的に行っていただければと思います。しこりや腫れという形で表れるガンは発見しやすいのですが、見た目だけでは発見しにくい病気ももちろんあります。急にやせてきたり、脚を引きずるような動作をするなど、体型や動作に異変を感じたときは、すぐに検査をしてもらうことをおすすめします。異変がなくても、心臓の検査は定期的にしてもらいましょう。ワンちゃんは痛くても「痛い」ということができません。だからこそ、ワンちゃんからの小さなSOSは見逃さないであげてくださいね。

毎日できるチェックとしては、おしっこの色やにおいを確認してあげることですね。以前、うちのワンちゃんのおしっこの色がいつもより黄色くて、においも気になったことがありました。それですぐに病院へ行って、検査をしてもらったのですが、腎臓が少し弱っているとの診断だったんです。早く気づくことができたので大事には至らなかったのですが、普段からおしっこの状態などを確認しておくと、こうした小さな変化にも敏感に反応できるようになるので、病気の早期発見にもつながりますよ。

大切な愛犬が少しでも長く快適な生活を送れるよう、飼い主の私たちも努力していきたいものですね。もし、年老いたワンちゃんのことで気になることがありましたら、いつでもご相談ください!

ドッグサロン通信

年老いたワンちゃんのためのサポートアイテム
老犬になると、トイレもスムーズにできなくなってしまう可能性があるので、犬用のオムツをつけてあげるのもいいかもしれません。ワンちゃんも安心するでしょうし、飼い主さんの負担も少なくなりますので、ぜひ取り入れてみてください。

このようなワンちゃん用オムツをはじめ、ペット用品通販 PEPPY( 外部サイトへ) では、年老いたワンちゃんをサポートするアイテムが数多く取り揃えられています。ぜひ参考にしてみてください。
コメント
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3. | 投稿者: はるか (2007年08月24日)

こんにちは。

確かアメリカ(だったと思います)では、
子どもが産まれたら、同じ頃に仔犬を飼うという話があります。
子どもと仔犬がともに成長することで、
自然に子どもは仔犬から色んなことを学ぶという意味らしいです。
それだけ、ワンちゃんの存在は大きいということですよね。

私は、人以上に、ワンちゃんとの出会いは運命めいたものだと思っています。
そんなワンちゃんとの出会いを、
私たちだけでなくワンちゃんにとっても
「出会えてよかった」って
思ってもらえるようにしたいですよね。

2. | 投稿者: ルーニー (2007年08月22日)

こないだまで子犬だと思っていてもいずれは追い越されてしまうんですよね。
なんだか切ないです。

うちの子は4歳半になるのですが、
シニア用のドッグフードは7歳〜と書いてあるので、あと2年ちょっとでシニアの域に入ってしまうんですね。

うちに来て良かった。と思われるようにこれからも愛情をいっぱいそそいであげようと思います。

1. | 投稿者: マメ (2007年08月20日)

うちの子はまだまだ子供で元気いっぱいで、老犬になるのが信じられませんが、いつかくるんですよね。できるだけ長生きをしてもらって最後まで快適にすごせるようにさせてあげたいですね。それで、うちの子で良かったと思ってもらえたら嬉しいです。

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