手作りハーブ料理で愛犬を癒してあげよう
こんにちは、下薗里英です。とうとう梅雨入りですね。人間の場合はホルモンバランスが乱れやすくなる時季だといわれていますが、犬の場合も同じで、体調を崩しやすい季節なんですね。そんなワンちゃんの健康管理のひとつとして、ハーブを使った手作りごはんを作ってみませんか?

愛犬に摂取させたいハーブの種類とは

ローズマリーとイタリアンパセリを使った手作りごはん「クイックラム肉丼」を作ってみよう!
ワンちゃんをお散歩に連れて行くと、道端の草を食べたりしませんか?
これは犬自身が自分に不足している栄養素を把握していて、それを補うために野草を食べているんです。ただ、道端の草には除草剤などがかかっていることもありますので、あまり食べさせないようにするのが無難。その代わりにおすすめしたいのが、薬効のあるハーブを使った手作りごはんです。
ワンちゃんにあげても安全なハーブは、手に入れやすいものでいうとローズマリーやアルファルファ、ペパーミント、セージ、イタリアンパセリなどがあります。なかでも特に重宝するのがローズマリー。ご家庭でも簡単に栽培できるので、1年を通して使っていただくことができます。酸化を抑える作用や抗菌作用などがあるほか、強壮作用、抗うつ作用なども期待できるといわれているんですよ。

もうひとつのおすすめはアルファルファなのですが、これはビタミンやミネラルが豊富で、抗炎症作用や利尿作用などがあるといわれています。ほか、ペパーミントには吐き気の緩和や消化を助ける作用、セージには抗菌作用や収れん作用、イタリアンパセリには栄養補給、消化器や泌尿器の不調緩和などの効果が期待できるとされています。

●愛犬への手作りごはんにおすすめのハーブ
・ローズマリー・・・抗酸化作用、抗菌作用、強壮作用、抗うつ作用などが期待できる。注意点としては、妊娠中や授乳中の犬には与えないこと。
・アルファルファ・・・抗炎症作用、利尿作用などが期待できる。注意点としては、生のものを大量に与えないこと。 貧血症の犬には与えないこと。
・ペパーミント・・・吐き気の緩和や消化を助ける作用が期待できる。乗り物酔いの鎮静にも効果的。
・セージ・・・抗菌作用や収れん作用が期待できる。注意点としては、妊娠中や授乳中の犬、低血糖やけいれんの治療をしている犬には与えないこと。
・イタリアンパセリ・・・栄養補給、消化器や泌尿器の不調緩和などが期待できる。注意点としては、妊娠中や授乳中の犬、腎臓に炎症がある犬には使用しないこと。種子は使用しないこと。

こうした身近なハーブのなかから、今回はローズマリーとイタリアンパセリを使った手作りごはん「クイックラム肉丼」の作り方をご紹介したいと思います!

その犬の長所は飼いながら伸ばしてあげる

クイックラム肉丼の材料です。彩り豊かですね。
材料(5kgの成犬の場合)
●ラム肉・・・100g ●炊いた麦ごはん・・・85g(お米のごはんでも可) ●卵・・・1/2個 ●パプリカ・・・20g ●ローズマリー(刻んだもの)・・・小さじ1/5 ●イタリアンパセリ・・・少々 ●紅花油・・・小さじ1/2 ●カルシウムのサプリメント(粉末)・・・4g
できあがりはこんな感じ。私たちが食べたくなっちゃいそうなくらいおいしそうでしょう(笑)。
作り方
1.イタリアンパセリは茎と葉を刻んで、炊いたごはんに混ぜ合わせる。
2.パプリカはみじん切りにする。
3.熱したフライパンに溶き卵を入れ、スクランブルエッグを作る。卵が固まる前にフライパンから取り出す。
4.ラム肉をフライパンで炒め、軽く火を通したら2とローズマリーを加えて混ぜ、さらにカルシウムサプリメントを加える。仕上げに紅花油を入れたら火を止める。
5.器に1を盛り、その上に34を盛りつけたらでき上がり。お好みでローズマリーを添えて。

ワンちゃんのための手作りごはんといっても、基本的には私たちが食べているものと同じ食材を使います。注意点としては、ハーブは適量を守っていただくほか、味つけを薄くすること、ネギ類は使用しないこと、カロリーオーバーにならないことなど。今回のレシピは5kgの成犬の場合なのですが、5kgの成犬の消費カロリーは1日あたりでたったの400kcalですから、食べすぎにはくれぐれも注意してあげてくださいね。

今回のレシピのポイントは、たんぱく質、炭水化物、脂質、ビタミン、ミネラルといった5大栄養素がバランスよく摂れていることです。たんぱく源となる肉類は、どんな種類をあげてもかまいません。今回はラム肉を使用しましたが、馬肉などを試してみてもいいですし、内臓系のお肉でもいいですね。いろんな種類のお肉を試すことで、栄養バランスがよくなっていくんです。また、炭水化物源としても、しっかり炊いた穀類はワンちゃんにとって消化しやすいものなのでおすすめ。脂質としては、今回は紅花油を加えましたが、これにはワンちゃんが自分の体内で合成できない「必須脂肪酸」と呼ばれる重要な栄養素が含まれているので、適宜与えてあげるといいと思います。ちなみに犬にとっての必須脂肪酸はリノール酸とリノレン酸で、リノール酸は紅花油やひまわり油に、リノレン酸はイワシやサバ、サンマなどに豊富に含まれています。

ビタミンやミネラルに関しては、なるべく手作りごはんのなかに野菜を多く入れてあげることで補うことができます。さらに、カルシウムのサプリメントを加えてあげればバランスのとれた食事になるでしょう。

こうした手作りごはんにハーブが加わると、先ほどご紹介したようなさまざまな薬効が期待できるため、ワンちゃんの健康維持に効果的です。ただし、ワンちゃんが本能的に欲していなければ食べたがらない場合もありますので、そうしたときは無理に食べさせなくてもいいでしょう。ワンちゃんの食欲に注意しながら、ハーブの量や種類を調節してみてください。

手作りごはんに関しては、また別の機会でもご紹介できればと思います。もし「こんなレシピを紹介してほしい」といったご要望がありましたら、ぜひ教えてくださいね!
2007.06.15 | 手作りごはん
コメント
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3. | 投稿者: ライト (2007年06月20日)

今時のワンちゃんは、すごく良いものを食べてるんですね。
ワンちゃん用だとは、分かってるんですが、なんだか作って食べてみたくなりました。
栄養満点ですごく美味しそう。

2. | 投稿者: 咲 (2007年06月19日)

今年10歳になる雑種(ダルメシアンと黒ラブの合いの子)を飼っています。
ご飯は手作りしたことがありませんが、
おやつ用に砂糖抜きのおからクッキーを時々手作りしています。
このブログを読んで、今度はいつものクッキーにハーブを混ぜてみようと思いました。

1. | 投稿者: ぽーとみるく (2007年06月18日)

犬を4匹飼っていますが、一番大きい子に食欲がありません。それに、外で草を食べて吐く事もしばしば・・・ここに書かれてあったハーブを試してみようと思います。それとメニューももっといろいろ載せてほしいです。できれば、小型犬もたべれるものをお願いします。

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