今回は、住まいの中の電気・ 水・危険物に焦点を当てて、
どうすれば安全に暮らせるかを考えます。
まずは、家電機器を安全に使うための注意点です。

テーブルタップも壁に横付けすれば、埃が積もるのを防げる。
Point1
埃によるトラッキング現象を防ぐ
パソコンの前に座ると、モニターに接続した幾本ものコードがとぐろを巻き、埃がうっすらと全面に乗っているのが見えます。コードは、石油を原材料とした塩ビ製、
トラッキング現象(外部サイトへ)が起これば間違いなく火事になります。コードがとぐろを巻いているような場所は、1ヶ月に1度くらいは埃を一掃しましょう。掃除機を念入りにかけ、差しっぱなしのプラグは外して、プレートとプラグを乾拭きします。埃飛ばしのスプレーもよさそうですが、埃は、飛ばしても、静電気のあるところにまたフワフワと戻ってきますので、飛ばすよりも掃除機に吸わせて埃自体を減らすことが肝心です。「お掃除するのをつい忘れがち」という方には、プラグとコンセントプレートの間にセットする
プラグ保護カバー(外部サイトへ)がおすすめです。トラッキング現象は、コンセントだけでなく、テーブルタップでも起こり得るもの。常時プラグが差しっぱなしになっているテーブルタップは、埃が積もるのを防ぐために、コンセントのように壁に横付けするか、テーブルタップをすっかり覆うケースカバーを使うことをおすすめします。


漏電遮断機を1 度取り外し、再び差し込んでリセットボタンを押す。
Point2
アース線をつなぐ意味
水回りで使う家電は、コンセントにプラグを差し込むだけでなく、緑色の線をコンセントのアース端子に差し込む必要があります。この配線は、漏電が起きたときに電気を地面に逃がすため、アース(大地)に接地しているので、「アース」と呼ばれています。水は、電気が流れやすい状態をつくります。濡れた身体が接触する可能性のある住宅設備機器や家電は、アースによって、電気が身体ではなく地面に流れるようにしているのです。電気容量の大きい家電にもアース接続が求められます。現在は、冷蔵庫、 電子レンジ、洗濯機、温水洗浄便座、食器洗い機、衣類乾燥機、エアコン、電気温水器などの電気製品は、アース線をアース端子につなぐことになっています。また、温水洗浄便座(ウォシュレット)には、プラグに専用の漏電遮断機が設置され、漏電が起きたと感知すれば瞬時に電気をストップします。他の家電が正常に稼働しているのに、ウォシュレットが作動しないときは、故障ではなく、漏電と感知したためなのです。そんなときは、コンセントからいったん漏電遮断機を取り外し、プラグ回りを拭いてからもう一度差し込み、リセットボタンを押すと再稼動します。