2009.07.27  省エネ・エコな暮らし
住まいの構造や設備機器だけで、エコライフを実行することはできません。
住む人の暮らし方も、エコに大きく関わってきます。
ここでは、なるべくエネルギーを消費しない暮らし方を考えます。

1度にいくつもの料理ができるフライパンも登場。
Point1
調理時間の短縮で部屋の温度を下げる

夏、キッチンに立って調理を始めると、煮炊きの熱も加わって汗が噴き出します。キッチンの中の、熱がこもったような暑さは不快ですね。シンクの上に吊り戸棚を付けないオープンスタイルなら、LDとキッチンの間に空気の流れができて熱がこもりません。ただし、煮炊きのための時間が長ければ、それだけ長くレンジフードを回すことになり、せっかくエアコンで冷やした空気が外に排気されてしまいます。結果として、LDKの温度が上昇するので、エアコンを余計に作動させることになります。そうならないようにするには、とにかく火を使わないこと。短時間に調理するのはエコライフにつながります。わが家では、最近、キャベツの酢漬けを薄めの味付けで冷蔵庫に保存しています。朝食には電子レンジでチンしてソーセージにマスタードを添えて、夕食にはお肉と一緒にお醤油をかけてと、重宝しています。薄めに味付けするのがポイントです。作り置き料理や調理済み冷凍食品を活用する手抜き料理はエコに貢献します。炊飯器やお鍋の中を区分けして、2〜3品を一度に料理するスーパーテクニックも、最近話題となっています。私も試してみるつもりですので、うまくいったらご紹介しますね。
  2009.07.16  省エネ・エコな暮らし
エコ的な住まいとは、断熱性能がよく、使用するエネルギーを少なく抑えることができる住まいです。
また、住まいは、ライフステージとの対応が求められますが、
使い回しのできる間取りならリフォームをせずにすみ、エコに貢献できます。

Point1
使い回しのきく住まい

家族のライフステージに応じて柔軟に使い回しのできる間取りなら、リフォームや住み替えをせずにすみ、エコに貢献できそうです。イラストの2LDKは、そんな使い回しが可能な間取りです。LDKと洋室2部屋は、引き戸を開け放せばワンルームとなり、空間の温度差をなくす「温熱バリアフリー」が実現します。イラストのパターンAは、発展期のライフステージ(夫婦と幼児)向き間取り。南側の洋室を寝室として、子どものベッドも納めます。LDKはキッチンを境に、北側は大人のワークスペース、南側は子育てスペースとしてダイニング兼プレイスペースになっています。パターンBは、成熟期(夫婦と中高校生の子ども)向き。北側洋室は子供部屋に。テレビは、子供部屋とは離し、南側に設置します。パターンCは、子どもが独立した後の縮小期(夫婦だけ)の間取り。北側の洋室を、退職して自分の時間がもてるようになったご主人のための書斎にし、南側は寝室にします。LDとの境にある引き戸を開け放して、寝ながら大画面のテレビ鑑賞というのも優雅ですね。夫婦別寝室が希望なら、北と南に分かれるもよし、北側を2つの寝室、南側をワークルームとしてもいいかもしれません。
  2009.07.06  省エネ・エコな暮らし
環境省のグリーン家電普及促進事業の一環として、エコ家電のポイント制度が話題になっていますが、ポイント登録・商品交換申請が、いよいよ7月1日から開始されます。
そこで今回は、もう一度「住まいでできるエコ」を、住まいの設備機器や構造、また、暮らしの観点から考えてみましょう。

☆4つ以上がエコポイントの対象家電。
Point1
ずっと続けて欲しいエコポイント制度

エコポイントの登録と商品などとの交換受付が、7月1日(水)から開始されます。すでにニュースなどでご存じと思いますが、エコポイントが付く家電は、「エアコン」「冷蔵庫」「地上デジタル放送対応テレビ」で、しかも省エネ度の高い「統一省エネラベル」4つ星以上の製品に限られています。ミシュランガイドでは、ホテルとレストランの格付けを☆の数で表しますが、家電の省エネ度も同じです。今のところ、☆5つが省エネの最高ランクです。今後これらの家電を購入するときは、統一省エネラベルの☆の数もチェック項目に加えましょう。省エネタイプの家電は、性能が良いだけに高級品なので、エコポイントのおまけ効果は見逃せません。エコポイントの登録・商品交換申請(外部サイトへ)は、インターネットか書面で行います。商品(地域産品や環境配慮製品)、または商品券、プリペイドカードなどから希望のものを申し込むという方法です。温室ガス排出削減のため、消費電力の大きい家電は、技術革新で、これからもさらに省エネタイプへと進化することでしょう。エコ家電への買い換えを促進させる今回のエコポイント制度は、今だけというより、ずっと続けるべき制度だと思います。
  2007.05.16  省エネ・エコな暮らし
LOHAS(ロハス)という言葉を最近よく耳にします。
これは、 「Lifestyles Of Health And Sustainability」の頭文字を取ったもので、「健康や持続可能性を重視するライフスタイル」というような意味です。
「スローライフ」という言葉もよく聞きます。
ひたすら便利さや速さを追求しようとすると、余分なエネルギーを消費しがち。
もっとゆっくりのんびり、健康的に暮らすことが、実はエコにもつながるのです。

野菜くずを利用したキッチンガーデン。右側のものは、アボガドの種に割り箸を刺して緑を育てているところ。
Point1
キッチンで野菜を育てよう

むかし、子供と読んだ絵本の中に、「木を植えた男」(ジャン・ジオノ作)がありました。ひとりで1日100粒のドングリを黙々と植えて、荒れ地を豊かな森につくりあげてしまったおじいさんの物語です。木が育って森になるには長い長い時間がかかります。植物には、太陽の光を受け、CO2を取り込んで酸素をつくる光合成(外部サイトへ)の仕組みがあります。植物を育ててあげるのはエコの取り組みにもなるのです。
料理で出る野菜くずからも立派な葉を付けた植物が育ちます。キッチンガーデンとして見た目も爽やか、毎日育つ様子を楽しむこともできます。貝割れ大根のような根付きの野菜、大根やにんじんの葉っぱの付いた頭の部分を、水に浮かべて、根が出るまで待ちます。最初は日の当たらないところに置いておくほうが早く根が出ます。根が出れば、葉っぱが日に日に成長します。育ったら料理に使うこともできます。わが家では、パクチーを育て重宝していたのですが、収穫しすぎて失敗しました。育てながら少しずつ収穫するのがこつですね。気長に物事に取り組むのがエコの心得です。忙中閑有り、キッチンでのひととき、植物がゆっくり育つ時間を楽しむのも、素敵な時間の過ごし方ですね。
  2007.05.07  省エネ・エコな暮らし
地球温暖化に象徴されるように、地球が危機に瀕している今、エコロジーを抜きにした生活は考えられません。
私達ひとりひとりが、ちょっと気を付けるだけでも、それが集まれば大きな力になります。
だから、自分でできることを今日から始めてみましょう。
それに、シンプルでおしゃれな暮らしは、実はエコ的な暮らしでもあるのです。

ガスや電気の検診結果には、必ず目を通しましょう。
Point1
エコロジーで家計の収支もプラスに

エコロジーに関心の高い欧州では、CO2を出さないことが企業イメージを左右するようです。また、CO2削減に成功した企業が、自社に割り当てられたCO2排出権を売却して新しいビジネスを起こしたりもしています。エコロジーが利益を生むなら、企業のエコロジーへの取り組みは真剣になります。住まいのエコロジーにも、家計面のプラスがあればうれしいですね。太陽光発電、ガス給湯器による発電は、エコに貢献し、余剰エネルギーの売電もできますが、まだイニシャルコストが高く収支上は合いません。最近、私は、ガスと電気の検診結果に必ず目を通します。昨年末に省エネタイプの給湯器に取り替え、省エネ効果が気になるからです。給湯器を省エネ対応にしたのは、機器価格の半分を公的に助成してもらえることと、その機器を使うとガスの基本単価が若干安くなることを知ったからです。その結果、暖冬の影響を差し引いても、この冬はガス使用量が3割程度減少しました。暮らしに使うお湯の量は増えています。給湯器を取り替えるときは、イニシャルコストとランニングコストをよく検討し、エコを推進するための公的な助成制度(外部サイトへ)もしっかり調べて、賢く活用しましょう。
  2005.09.26  省エネ・エコな暮らし
家電製品の中には、スイッチを入れていなくても、つねにコンセントにつなぎっぱなしのものや、ずっとオン状態にしておかなければならないものがあります。ここでは、こうした家電の省エネについて考えます。

スイッチ付きテーブルタップ。
Point1
待機時消費電力をカットするには

家電製品の中には、使っていない時も、オンにしたらすぐ対応できるようにスタンバイしている状態をつくっているものがあります。その待機状態時に消費される電力が「待機時消費電力(外部サイトへ)」です。待機時消費電力の発生する家電には、主電源の切れていないテレビ、予約待ちしているビデオやDVD、タイマーつきのステレオやエアコンなどがあります。主電源を切らないかぎり、機器の本体がリモコンからの操作信号をいつ受けてもいいように、内部のマイコンがオン状態を保っているのです。
待機時消費電力は、家庭の消費電力の約10%を占めているので、やはりもったいない電力です。数時間使わないことがはっきりしている家電製品は、待機電力をカットする対策を講じましょう。使わないときはコンセントを抜いておけばいいのですが、コンセントが家電や家具の後ろに隠れてしまっているケースも多いので、個別にスイッチのあるテーブルタップが便利です。
  2005.09.16  省エネ・エコな暮らし
エアコンに次いで家庭で電気を多く消費するのは照明器具です。照明器具や光源は、どんどん進化しています。最新の情報を仕入れて、場所ごとに適したものを選び、少しでも無駄をなくしたいものです。

蛍光灯が適した場所。
白熱灯が適した場所。
Point1
蛍光灯は点灯時に、いちばん電気を消費する

家電メーカーの省エネへの取り組みにより、従来の家電機器に比べて、最新の機器の消費電力は大きく減少しています。照明は、機器というより光源(電球)(外部サイトへ)が変わりました。住まいで使われている光源の種類は、白熱灯と蛍光灯です。ご存じのように、蛍光灯は、白熱電球より省エネで長持ちします。蛍光灯は種類が増え、最新タイプの省エネ度は目を見張るばかりです。レンジフード内蔵の白熱灯は取り替えが面倒なので、わが家では、ソフトクリームのような形をした蛍光灯に変えました。
蛍光灯は点灯時に電気を大きく消費し、点いてしまえば消費電気はわずかなので、長い時間つけっぱなしにする居間や外灯に向いています。反対に、こまめにつけたり消したりする場所は白熱灯がいいでしょう。
蛍光灯より長寿命で消費電力の少ない発光ダイオードも登場しています。まだ発展途上ですが、足下灯や外灯などに製品化されています。
  2005.09.06  省エネ・エコな暮らし
家庭用電気製品(外部サイトへ)は省エネの主役です。家庭では、エアコン、照明器具、テレビ、冷蔵庫の4つで約65%の電力を消費しているそうです。それらの使い方を見直して、住まいの省エネを計りたいものですね。

Point1 エアコンの冷房機能とドライ機能、どっちが省エネ?
残暑が厳しく、まだしばらくはエアコンのお世話になりそうです。今年は「設定温度を28度に」と大号令がかかっていましたが、クールビズでもちょっとつらい設定温度ですね。
温度が同じでも、湿度を下げれば快適に過ごしやすくなりますが、エアコンのドライ機能は冷房より電気を消費します。ドライ機能のメカニズムは、「最初に設定温度より冷たい冷風をつくり、再加熱して、設定温度でしかも湿気の少ない冷風をつくる」というものです。設定温度より冷たい冷風をつくるエネルギーと再加熱のエネルギーの分だけ余計にエネルギーを消費してしまいます。だからといって、除湿機をエアコンといっしょに作動させると、いっそう多くの電気を消費します。それならエアコンのドライ機能のほうが省エネ、ということになります。
同じ温度でも涼しく感じるには、風をプラスします。28度に設定したエアコンといっしょに団扇も使うといいですね。
エアコンの冷房機能では湿度は下がらない。
ドライ機能は、からっとした冷風がつくれる。
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