2010.05.26  インテリア上手になる
子供部屋は、ちょっとひと工夫して、子どもの記憶に残る部屋にしてあげたいものです。
クロスで遊んだり、ホームセンターで購入できる簡単な器具を使って天蓋付きベッドにしたり、
夢の子供部屋をつくってあげましょう。

簡単な器具を使って天蓋付きベッドに。
Point1
男の子の夢の部屋、女の子の夢の部屋

子供部屋用のクロスには、白地にかわいい模様のものが選ばれがちですが、小柄なクロスは無難に納まり、記憶に残せる内装とはなりません、内装クロスは、色や柄でドキドキするくらい冒険しても素敵に納まるものなんです。クロスの更新はメーカー推奨で5 年、 長くても10 年。それくらい経つと貼り替えとなるのですから、失敗を恐れなくてもいいのではないでしょうか?たとえば、男の子の部屋なら、クロスを緑いっぱいのジャングル風のものに、洋服掛けは木の形のものに、パジャマは怪獣風にしてひと暴れを楽しんでも らいましょう。あるいは家庭用プラネタリウム(外部サイトへ)を使って、宇宙飛行できるお部屋にするのもいいですね。女の子の部屋なら、眠れる森の美女のお姫様のベッドみたいに、天蓋付きにしてあげましょう。天井に輪っかを取り付け、タップリした薄手のファブリックをこの 輪っかに通し天井から床に下げれば完成、簡単にできます。子供部屋のインテリアは、子どもの好きなモノをよく知っているお母さんの腕の見せ所です。
  2010.05.17  インテリア上手になる
最近は、無難な白を基調にしたインテリアが主流です。
スッキリとインテリアをまとめるには白は万能選手ですが、
狭い空間なら色で遊んでみてもいいのではないでしょうか?
また部屋の一隅に絵を描いてアクセントにするのも楽しいですね。

青の洞窟をイメージしたトイレ。
Point1
狭い空間は色で遊ぶ

住まいの中で、色で遊べる狭い空間といえば、まず頭に浮かぶのはトイレでしょう。インテリアをつくり込んでも、狭い空間なら費用もそれほどかからずにすみます。トイレは、他の家具との組み合わせを考えなくてもよいので、存分にイメージを展開できます。南イタリアに「青の洞窟」(外部サイトへ)という名所がありますが、トイレを「青の洞窟」を連想させるインテリアにしてみてはいかがでしょう?壁に青いクロスを貼ってもいいし、透明感のあるガラスタイルを使っても素敵です。手洗い器には貝の形のボウルがいいですね。照明やタオル掛けなどにもこだわって、紺碧の海を楽しめるように工夫しましょう。旅先のイメージを持ち帰るだけでなく、旅先で購入した絵画や置物などをインテリアにプラスして、ドキッとさせることもできます。私がいちばんドキッとしたトイレは、リフォームの実例集で見つけたトイレです。教会で見るようなエンジェルの板絵が天井にはめ込まれ、天上のエンジェルが、トイレの天井で舞っていたのです。旅先で、インテリアにインパクトを与えるこうした掘り出し物を探すのも楽しそうですね。
  2010.05.12  インテリア上手になる
インテリアで冒険をするのは、「失敗したらどうしよう」とドキドキしてしまいます。
だから、どうしても無難になりがちに。でも、住まいのどこか1 カ所でも冒険してみてはいかがでしょう?
インテリアでちょっと冒険、そのドキドキ感を楽しんでしまいましょう!

花柄ファブリックを使って「お花畑の間」に。
Point1
名前のある部屋をつくる

古い建物には、よく、○○の間といったように名前の付いた部屋があります。部屋ごとにテーマが決め られているのです。フランスのベルサイユ宮殿(外部サイトへ)には、壁に578 面の鏡を取り付けた「鏡の間」があり、一番の観光スポットとなっています。庭園に面した部屋に17 の窓を開け、そこから見える庭の景色を反対側の壁の鏡に写して、あたかも両側に庭があるかのように思わせる仕掛けなんだそうです。ふつうの住まいでは、そんな大がかりなことはできませんが、どの部屋か1 室、こんなふうにテーマを決めて名前をつけて遊んでみてはいかがでしょう?たとえば、ほかの部屋は白系の無地のクロスでも、1 室だけはウイリアム・モリスデザインの壁紙やカーテンを選んで「イギリスの間」と名付けたり...。イラストのように、フィンランドのマリメッコ社製花柄ファブリックをロールスクリーンやタペストリーにして「お花畑の間」にしたり...。自分のコレクションを部屋の主役にして「ミッキーマウスの間」や「スヌーピーの間」をつくったり...。あなたならどんな部屋をつくりますか?
  2009.12.16  インテリア上手になる
住まいを華やかに演出するには、色や素材の効果も見逃せません。
ここでは、華やぎをインテリアに加える「赤」の効果、
光る素材の効果についてご紹介します。

後ろに赤い布を垂らすと、クリスマスツリーの緑が際立つ。
Point1
温かみのある赤を差し色に

華やかさが出る色は何といっても「赤」です。空間に温もり感を与えてくれる色でもあるので、これからの寒い季節、インテリアに加えたいですね。赤は、また、心理的に元気になる色なので、私は勝負服に用いることもあります。赤を空間に加えるときのポイントは、ほどよい分量にすること。そして、赤を使うところ以外では目立たない色を使うこと、 色数を抑えることです。赤色の補色は緑色です。住まいのグリーンも、 赤と組み合わせると、補色対比(外部サイトへ)によりいっそう鮮やかに見えます。クリスマスツリーも、背景を赤色にするとツリーの緑がいっそう際だち、部屋のアイキャッチとなります。赤と一口に言っても、青みがかった赤、 黄色みがかった朱など色々あります。床のフローリングと相性のよい赤は、黄色みがかった朱色です。日本のもてなしの色は、古来より赤と黒。フォーマルな印象の黒と華やかで活動的な赤の組み合わせは、緊張感のあるイメージをもたらします。黒は最近のトレンドカラーで、ホームパーティのゲストも黒い装いばかり。華やかな赤を部屋にプラスして、パーティを盛り上げましょう。
  2009.11.16  インテリア上手になる
「健康」に関心が高まっている今、心身をいかにリラックスさせるかも、住まいの大きなテーマです。
ここでは、リラックスタイムのためのインテリアを考えます。

Point1
マッサージチェアでリラックス

バンコクに旅行したとき、ホテルの周辺にタイ式マッサージ屋さんがあり、観光の帰りはマッサージを受けてからホテルに戻るという、からだにやさしい旅となりました。気に入ったのはハーブボールマッサージ(外部サイトへ)。身体が溶けてしまいそうで、すっかりリフレッシュできました。日本ではマッサージは気軽な金額ではないし、わが家の近所にはないので、わざわざ出かけていく気もおきません。そんな私が、最近気になっているのは、マッサージチェアです。これまでは格好が悪くて、自宅の居間に置こうとは思いませんでした。ところが最近、足置き台が下に隠れて、使わないときは見えないタイプが登場、色も豊富になり、置いてもいいと思えるほどおしゃれ度がアップしました。今、家人と家電機器店に下見に行く話がまとまったところです。マッサージ機にからだを預けるときには、照明はまぶしくないように、上からより、スタンドなどで下から照らすといいですね。リラックスできるやさしい音楽と、ハーブボールの替わりにハーブ系の香りを焚きこめて、最高のリラックスタイムにしたいと思います。
  2008.11.26  インテリア上手になる
ナチュラルテイストのインテリアには色や風合いもたいせつな要素です。
自然界の色、アースカラーで住まいをまとめたり、
見た目の素材感や手触りに温かみのあるものを選んだりすると、
ナチュラル派のインテリアに近づけることができます。

アースカラーの室内で赤を着る。
Point1
調湿性にこだわりたい壁

アースカラーとは、大地の色、空の色、海の色、砂の色、草木の色といった、大自然に由来する色、つまりナチュラルカラーのことです。ナチュラル派のインテリアにするには、アースカラーで全体をまとめるのが早道です。人工的な建築物にいつも囲まれている都会では自然な色合いに接することができるのは空の色くらい。住まいのインテリアをアースカラーでコーディネートしたくなるのは自然な欲求かもしれません。人工的な強弱のハッキリした色の組み合わせより、自然の中で見かけるやさしい色の組み合わせは、落ち着いたインテリアをつくります。壁の色が砂のような色なら、目にもやさしく、汚れも目立ちません。アクセントカラーとして、クッションなどの小物を赤やオレンジにするのもいいですが、気分を明るくする赤やオレンジを室内着にして、ノーメイクの顔をきれいに見せるのはいかがですか?アースカラーがアクセントカラーを着たあなたを引き立たせてくれます。私もそうですが、最近は室内着を黒にしている人が多いですね。もっと色を楽しまないともったいないな、と思います。
  2008.11.17  インテリア上手になる
大きな箇所に本物を使うのは価格的に大変ですが、ディテールなら本物を手に入れるのもそれほど大変ではありません。
こだわりの一品を見つけに出かけましょう。
また、何でも本物がいいわけではなく、適材適所で天然素材と人工素材を使い分けることが大切です。

大理石の玄関で化石ウォッチング。
Point1
天然石と人工石を使い分ける

重厚で美しい天然石はみんなの憧れ。インテリアに石が加わると、一気に住まいがグレードアップします。石特有のヒヤッとした感触は、靴を脱ぐ日本の住まいではマイナスだったのですが、床暖房により解決、玄関だけではなく部屋の床にも使えるようになりました。石はまた、違う楽しみもあります。石の中にアンモナイトや古代の虫が閉じこめられているのを発見することです。クライアントのお子さんに石のカウンターの中にアンモナイトの化石(外部サイトへ)があるのを教えてあげたことがありますが、彼のうれしそうな顔は忘れられません。石は硬くて、衝撃や薬品に対しても強いように見えるのですが、よく見れば穴もあるし、大理石は石灰石や酸に反応します。キッチンカウンターなどは、かえって人工大理石の方がお勧めです。樹脂を石風の柄に仕上げた人工大理石に加え、最近、新しい人工石も登場しました。「ナチュラルクォーツ」という名のこの人工石は、天然石を砕いて樹脂を加え再成形したもので、熱にも酸にも強い優れものです。何でも天然が良いわけではなく、適材適所で天然素材と人工素材を使い分けることが大切なのです。
  2007.11.26  インテリア上手になる
テーブルやソファは、壁や窓に対して平行に置かれるのが一般的ですが、一度、斜めにしてみてください。 もしかするとその方がステキで、動線からみてもベターかもしれません。
今までの常識や固定観念を捨てるのも、インテリアイメージを変えるコツなのです。

冷房時は斜めに、暖房時はエアコンと平行にダイニングテーブルを配置。
Point1
家具配置の角度を変える

この夏、わが家では、ダイニングテーブルを45 度回転させて、斜めに配置しました。キッチンに近い席は、主婦である私の指定席なのですが、冷房の送風が直にあたるので、それを避けるためでした。おかげで私 は送風経路から外れ、向かい側に座る暑がりの夫に、冷気がスムーズに流れるようになりました。秋になりエアコンを使わなくなりましたが、ダイニングテーブルの配置は斜めのままです。斜めにしたことで、キッチンへの動線が短くなり、便利だからです。おまけに、ダイニングテーブルが、私のパソコンコーナーにも近くなり、書類を広げる作業テーブルとして、重宝に使えるようになりました。寒くなって暖房を点けるようになれば、角度を元に戻して、エアコンの送風方向と直角に配置させるつもりです。季節に応じた衣替えならぬ、家具の回転です。斜めにしてみると、室内や窓の外の景色の見え方が変わり、新鮮な気分が味わえます。家具配置の固定観念を捨ててみると、インテリアの印象も、住まいの使い勝手も、がらりと変わるものです。
  2007.11.16  インテリア上手になる
インテリアのイメージを変えたい、でも職人さんを入れての工事はしたくない、というのなら、自分でやるしかありません。
最近は、壁材もいろいろ出回っており、初心者でも塗れるものもあります。
取手やドアノブなら自分で簡単に交換できます。
住まいの中を見回して、自分で改装できるところを見つけましょう。

リビングの壁を塗るときは、床や窓に汚れ防止のカバーを。
Point1
家族でウォールペイントに挑戦

最近、塗り壁風の新素材がいろいろ出回っています。その中には初心者でも塗れるもの(外部サイトへ)もあり、塗り壁工事の講習会を開いているメーカーもあります。あこがれの塗り壁も、業者に頼めば手っ取り早くきれいに仕上がりますが、人件費がかかります。自分で塗れば材料費しかかかりません。少しぐらい塗り方が下手でも、それがかえって味わいになります。イラストの家族は、白と青の2色をしっかり混ぜ合わせずに、青と白がまだらになった壁にしようとしています。白い雲と青い空のイメージですね。壁材がほかにくっつかないように、床や天井をカバー(養生)して作業に取りかかっています。養生を面倒くさがってはいけません。塗料がはみ出していると雑な仕事に見え、ずっと後悔することになります。 また、新品のピカ ピカより、新しいものにわざとキズを付けたり古びた塗装を施して、時間を経たような落ち着きを出す「エイジング仕上げ」(外部サイトへ)も注目されています。 不できな仕上がりを楽しむという発想をもてば、自分でインテリアを改装する可能性が広がります。
  2007.11.06  インテリア上手になる
現代の住まいは、白を基調とするインテリアが主流。
白っぽい壁や天井に、ナチュラルカラーの床や建具というのは、無難で安心できる取り合わせです。
でも、ときにはトレンドカラーを取り入れて、冒険してみてはいかがでしょう?
今回は、インテリアをイメージチェンジさせるさまざまな方法を考えます。

白と黒のコントラストを効かせたインテリアがトレンド。
Point1
トレンドカラーを取り入れる

ここ2 〜3 年、インテリアの世界では、ゼブラウッドに代表される、黒に近い茶色が流行色となっています。リニューアルしたあるホテルは、以前のエレガントなベージュ系の空間に、このゼブラウッド色をアソートカラーに加え、明暗のコントラストでイメージを一新していました。住まいはどうしても無難にまとめがち。白っぽい壁にナチュラルカラーの床という組み合わせは間違いのないところですが、インテリアの一部にさりげなく流行色を取り入れて、住まいにもおしゃれをさせてみてはいかがでしょう?

秋は、カーテンメーカーの発表会が次々開催されます。サンプルブックを見ているよりずっと楽しく、布地の組み合わせ方など、いろいろ尋ねることもできるので、私は毎年足を運びます。今年も、少しおしゃれして出かけるつもりです。
世界的に大きなインテリアイベントも開かれます。フランスの「maison & obje」(外部サイトへ)、イタリアミラノの「ZOW」(外部サイトへ)などが、その代表ですが、視察報告レポートをウェブサイトで見ることができますので、参考にしてください。
  2007.09.26  インテリア上手になる
今、住まいには、疲れを癒してくれるリラックス空間であることがいっそう求められています。
リビングも寝室も、いかに寛げるようにするかがポイントとなっているのです。
こうしたニーズが、家具のかたちをも変えました。
ここでは、リビング家具とベッドの最近の傾向をご紹介します。

ソファとカウチが一体となったリビング家具が人気。
Point1
リラックス空間としての役割が増大したリビング

少し前までリビング家具といえば、お客様と対面する応接セットが主でした。今は、そうしたセットは影を潜め、座ったり横になったりできるソファとカウチ(外部サイトへ)が一体となったタイプ(イラスト参照)に人気が集まっています。これは、リビングが、接客空間としてよりも、家族のリラックス空間であることを、いっそう求められているからです。

また、南側にリビングとダイニングが並ぶ間取りが主流ですが、LD 間で視線が分断されないように、ソファの背もたれは以前より低くなっています。さらに、ダイニングとの動線を妨げないようにするため、あるいは、南側からの日差しが部屋の奥まで達するようにするため、片面に背もたれのないL字型や、くの字型が登場するなど、ソファの形状自体も多様化しています。

また、テレビが薄く、画面が大きくなるとともに、リビングにホームシアターとしての機能を持たせる傾向も出てきました。よりリラックスして視聴できるように、寝椅子に転換できるものやリモコンの収納付き、収納のフタを開けるとテーブルになるものなど、ソファは、機能面にも変化が見られます。
  2007.09.06  インテリア上手になる
最近、住まいがどんどん進化し、それにつれて暮らし方も従来とはかなり変わってきています。
また、ライフスタイルにも変化が見られます。
住まいや暮らしが変わると、当然インテリアや家具のニーズも変わるはず。
そこで今回は、最近の住まい・暮らしで、インテリアや家具がどう変わるのかに焦点を当ててみました。

レースのカーテンはデザインが豊富になり、色ものも登場している。
Point1
カーテンは、レースを内側ドレープを外側に

最近の住まいは断熱性能に優れ、窓のサッシもペアガラスが標準装備となっています。一枚ガラスが標準だったころは、外気温と室温の、寒暖の差を緩和する役目がカーテンに求められていました。厚手のドレープを下げることで、窓ガラスとの間に空気層をつくり、隙間風や冷たい外気の伝導を和らげていたのです。しかし、ペアガラスの登場で、カーテンは、防寒の役目をしなくてもよくなり、今までより軽やかな窓周りにすることができるようになりました。たとえば、これまでカーテンは、レースを外側にドレープを内側に掛けるのが一般的でしたが、厚手のドレープが不要になったことで、今までとは逆にすることも可能です。イラストは、室内側に花柄のレースを、窓側に薄手で色のきれいなドレープを掛けた例です。昼間はレース自体のすてきな柄はハッキリとは見えませんが、夜になって後ろのドレープを引くと、イラストのようにレースの花柄がくっきり浮かびあがります。ドレープのカラフルな色も、レース越しだとソフトになります。「カラフルな色を使いたいけど、ちょっと派手かしら」と心配な方にはおすすめの窓周りの組み合わせです。
  2007.03.26  インテリア上手になる
視線は、インパクトのあるものに向かいます。
赤や黄色というハッキリした色、主張のあるデザインのアートや家具などは目を引きつけます。
ここでは視線の集まる場所を意識的につくる、あるいは、変える方法を考えましょう。

視線の行き場を意識的につくる。
Point1
視線の行き場でイメージをコントロールする

室内の写真を撮ると、見慣れた実際の住まいより雑然としているように感じます。私達はいつも、空間の中で、知らず知らずに見たいものに焦点を当てて見ているからです。居間のドアを開けて、正面の窓に満開の桜が見えたら、視線はまっすぐに窓に向かうでしょう。壁に個性的な絵が掛かっていたら視線はそれに向かいます。  反対に見せたくないものがあるときもあります。たとえば、ドアを開けたら対面キッチンのシンクが見えるというようなケースでは、ダイニングチェアの色を赤などインパクトのある色にすればアイキャッチになり、キッチンは視線からはずれます。このように、見せたくないところがあるときは、アイキャッチを意識的に設けて視線を誘導しましょう。部屋をイメージチェンジしたいときは、視線の集まるアイキャッチを交換したり、アイキャッチの場所を移動します。お客様を迎えるときは、お客さまがドアを開けて入って来られるとき、ソファに座られたとき、視線が向かう先もチェックしておくと、どこを重点的に片づければいいか分かります。
  2007.03.16  インテリア上手になる
照明の役目は空間を明るくするだけではありません。
陰影をつくったり、面白いデザインが部屋のアクセントになったり、住まいに趣をプラスしてくれます。
照明は、インテリアイメージを変えたいときに、まず手を付けたいアイテムです。

ペンダントライトの高さを調節すると雰囲気が変わる。
Point1
ペンダントライトの高さを変える

レインボーブリッジは、夜観た方が昼間より素敵です。夜の東京は、ライトアップされて、おしゃれに変身します。住まいだって、ライトアップを工夫して、イメージチェンジさせましょう。光源が直接目に入るようだと、まぶしくてライトアップした光景を楽しむことができません。また、幻想的な雰囲気にもなりません。食堂の照明がペンダントタイプで、天井にくるくると丸まったコードがあれば、思いっきりコードを伸ばして、ダイニングテーブルの上部70cmぐらいの高さにセットしてみましょう。電球(外部サイトへ)が明るすぎるのなら、ワット数の小さいものに変えるのもいいのですが、光線を上に反射する電球に変えるとより素敵です。これは、下半分が銀色、上半分が透明ガラスになった電球です。下半分の銀色部分が鏡となり光を上の方向に反射するのです。下から見ても光源が見えないので眩しくなく、熱も少しはカットするように感じます。一般的な電球は、眩しさのある光源が直に見えないように半透明のガラスに被われています。豪華さをアップさせたいシャンデリアには、キラキラした光源の見えるクリアなガラスの電球(シャンデリア球)を使いましょう。
  2007.03.06  インテリア上手になる
春は、気分も新たにスタートしたい季節。住まいのインテリアもリフレッシュしたくなりますね。
インテリアを手軽にリフレッシュさせる方法のひとつは色を変えること。
まずは、色に対する固定観念を捨てることから始めましょう。

黄色のレースは、曇りの日も室内を明るくしてくれる。
Point1
黄色いレースのマジック

タイを旅したとき、黄色い服を着ている人や黄色の花など、街中至る所に黄色があふれているのに驚いていると、「黄色は敬愛する王様の誕生した月曜日の色なんですよ」と、ガイドさんが教えてくれました。タイでは月曜日は黄色、火曜日は桃色というふうに、曜日の色があるのだそうです。黄色は材木の茶色と相性がよく、もっと住まいのインテリアに使ってもいい色だと思います。
 レースのカーテンに黄色を選んだことがあります。これは施主さんの希望で、「黄色のレースをかけると、雨の日でも曇っていても、まるで天気のいい日のように感じられるので」とのことでした。レースのカーテンは、白が定番のようになっていますが、グレーや寒色系にすると昼間の強い日差しをもっとマイルドにしてくれます。黒っぽいレースは重い感じになると思いがちですが、逆にレースが目立たなくなり、外の景色が見えやすくなります。夜間、家族が全員そろうとLDが狭く感じるなら、内側のドレープを膨張色の白っぽい色にすると広く見えます。このように、カーテン(外部サイトへ)でちょっと冒険してみると、インテリアのイメージはずいぶん変わります。
  2006.11.27  インテリア上手になる
家具は、もちろん、機能を優先して選ばなければなりません。
でも、住まいの中に1つか2つ、機能より存在感で選ぶものがあれば、もっと暮らしは豊かに楽しくなるでしょう。 今回は、そんな家具について考えてみました。

太いパイプを積み重ねたようなフォルムが面白い。
Point1
オブジェのような家具を見つける

テレビドラマ「結婚できない男」で、主人公が大きなリクライニングチェアに深々と腰を掛け、クラシックを聴いているシーンがありました。彼の長い足と、北欧のノーザン・コンフォート社製のリクライニングチェアはよくマッチし、気ままな独り暮らしをエンジョイしている雰囲気をつくっていました。洋服と同じように、家具にも伝統あるブランドがあり、時代を代表するデザイナーの作品があります。デザイナーの家具(外部サイトへ)は、空間に強烈な個性を与えます。特にイスは、有名なデザイナーの作品が目白押し。そうしたものを絵画の代わりに1脚手に入れるのもいいですね。建築家アルネ・ヤコブセンのエッグチェアやマッキントッシュのヒルハウスなど、オブジェとしても美しい家具です。イラストの家具はロナン&エルワン・ブルレックという兄弟デザイナーによる収納家具。個性的なフォルムは何を置こうがお構いなしに強烈な存在感を発揮します。こだわりの家具との出会いには、家具ショップ巡りしかありません。ガイドブックとしては、マップ付きの「インテリアショップファイル」(ギャップジャパン刊)がおすすめです。
  2006.11.16  インテリア上手になる
住まいの中で、お客様をお通ししない寝室は、いちばんおろそかにされがちな場所です。
でも、考えてみてください。1日の3分の1を過ごす場所なのです。
寝室こそもっと自由にインテリアを楽しみ、快適な空間にしたいものです。

落ち着いたピンクで寝室をカラーコーディネート。
Point1
華やかなピンクで楽しい寝室に

ピンクというと女の子の部屋に使う色というイメージがありますが、私の仕事上の経験からいうと、小さい頃から身につけるものに寒色系の色が多い男性も、ピンクへの憧憬を持っているのではないかと思います。「ピンクは若返りの色なんですよ」と、こちらから施主さんにおすすめすることがありますが、ピンクなんて恥ずかしくて、と遠慮していた男性たちには有り難い福音に聞こえるようです。寝室に使う色は、神経を鎮めるために沈静色がいいとされていますが、品のよいピンクは、気持ちを若返らせてくれます。明日への英気を養う寝室に、ぜひ使いたい色です。また、健康な人でも高齢になると、視力や色覚が衰えをみせます。60歳で80%、70歳で90%の人が視覚や色覚が衰える白内障にかかっているといわれています。 明度が低い暗い色ほど色の区別がつきにくくなりますので、お年寄りだからといって、茶系や濃紺・緑などの落ち着いた色彩で内装をすると、色の識別(外部サイトへ)が難しくなります。ピンクのような暖色系の色は健常者とほぼ同じ感覚で捉えられるので、識別がしやすく効果的なのです。
  2006.11.06  インテリア上手になる
家具を選ぶとき、いわゆる世間の常識にとらわれていませんか?
たとえば、リビングのソファセット。ソファに座らず、背もたれにして床に座る方も多いのではないでしょうか。 今回は、そんな家具にまつわる「常識」をもう一度見直してみました。

ソファの代わりに家族それぞれのマイチェアを。
Point1
「リビングにソファセット」の常識

最近は、おしゃれも、住まいのインテリアも、個性的であることが求められています。住まいのインテリアも、無難にトータルコーディネートするより、もっと自分流にアレンジしてみてもいいですね。たとえば、リビングにソファは常識のようになっていますが、本当に必要でしょうか。からだに合えば、イスの方がリラックスできるかもしれません。イスは 体形と相関関係があります。家族はそれぞれ体格や体形が異なり、リラックスできるイス(外部サイトへ)を全員同じものにするのは無理なことです。また、ふかふかのクッションや深い座面は、腰痛が持病であれば、かえって悪化させる原因ともなります。長時間座るイスは、家族それぞれに合ったマイチェアを選びたいものです。さもなければ、リクライニング機能付きにして、各自で角度を変えるなど対処する手もあります。既製品にいいイスがなければ、オーダーすることもできます。それぞれのこだわりで選んだ不揃いのイスが奏でるハーモニーは、整然としたソファセットとは違った、家族オリジナルの味わい深い空間をつくってくれるでしょう。
  2005.11.28  インテリア上手になる
インテリアには、さまざまなスタイルがあります。せっかく色をすっきりまとめても、スタイルがちぐはぐでは統一感は生まれません。色だけではなくインテリアスタイルにも気を配りたいものです。

デザイナーポリシーが同じ家具を集める。
Point1 スタイルはハーモニー
インテリアのイメージは、建築の内装、窓回り、家具などの色の組合せやテクスチャー、さらに住まいに置かれるものすべてが複合してつくられます。オーケストラが奏でる演奏のようにハーモニーなんです。トータルに住まいをデザインしたいと思うのなら、全体のハーモニーをコントロールする意識が必要です。しかし、家財道具をてんでばらばらに購入していては、コントロールするのは至難の業。自分の審美眼を鍛えるのもいいですが、他人の選択眼に委ねてしまうのもいい手ではないでしょうか。好きなブランドを決めて、必要なものは同じブランドでそろえたり、デザイナーにこだわるというのも、素敵なインテリアをつくる方法です。そうすれば、大きくハーモニーを乱すことなく、インテリアイメージをまとめることができます。安価なものでも、デザインポリシーが同じもので固めれば、自ずとデザインが統一されたインテリアができあがります。
  2005.11.16  インテリア上手になる
インテリアのベースに白を選んでも、住まいの中には多くのものがあり、色が氾濫しています。
素敵なインテリアに変身させる早道は、目に入る色数を少なくすることです。

色数が多いインテリア、色数を抑えたインテリア。
Point1 まずは住まいの現状を観察
まずは今の住まいを観察してみましょう。見慣れた住まいを客観的に見るために、できれば写真を一枚撮りたいですね。画像にすることで住まいの実情が見えてきます。カーテンや家具、家電や置物、壁にかかった絵画など、さまざまな色が氾濫していませんか?住まいを素敵にするには、余分な色を排除して、色をまとめることが必要です。彩度や明度が違っていても同じ色相でまとまっていれば、すっきりした印象を与えます。ここでちょっと、色についておさらいをしましょう。色の属性(外部サイトへ)(特徴や性質)は、色相・明度・彩度で表します。色相とは赤・緑・青など色味のこと。明度は色の明るさで、白の割合が多いと明度は高くなり、黒の割合が多いと明度は低くなります。彩度は色の鮮やかさです。白・黒・灰色が混じらないほど色は鮮やかになります。インテリアに異なる色相を入れる場合は、できれば2〜3色にしぼりたいものです。
  2005.11.07  インテリア上手になる
住まいを素敵に変身させたいと思うとき、色彩計画は欠かせません。
今月は、住まいの色をどう選べばいいのか、どうまとめればいいのか、そのポイントをご紹介します。

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フローリングの色によって相性のいい「白」も変わる。
Point1 内装に使われる白には色がある
何を着ていこうかと装いに思案する時、同じ色の系統でまとめると間違いがありません。異なる色を組み合わせるとなると、配色のバランス次第で素敵になったり、野暮ったくなったりします。同じ色合いにするのは簡単で失敗が少なく、色を組み合わせるのは難度が高いコーディネーションといえます。住まいの壁や天井は白が多いものです。白はどんな色とも合わせやすいからですが、手近にある白い紙を壁に当てると、壁がまっ白ではなく、グレーがかっていたり、ベージュ系だったり、有色であることがはっきり分かります。一方、自然の木を加工したフローリングも、いろいろな色があります。床の色と壁の白にも微妙な相性があるのをご存じですか?ナラ(外部サイトへ)のようなライトブラウン系の床材は 、黄色がかかった白と相性がよく、ローズウッド(外部サイトへ)のようなダークブラウン系の床には、青みのある白と相性がいいのです。
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