2009/07/21

フィンランドから届く、ゆったりライフの秘訣。

『かもめ食堂』
【監督】
荻上直子
【出演】
小林聡美
片桐はいり
もたいまさこ
ヤルッコ・ニエミ
タリア・マルクス
マルック・ペルトラ 他

・発売日:発売中
・発売元・販売元:バップ
・価格: 5,040円(税込)

北欧の町でおにぎりを!
Introduction
『ヤマダ一家の辛抱』などで女性の支持を集める人気作家、群ようこが、
作品のためにオリジナル・ストーリーを書き下ろし、長編デビュー作『バーバー吉野』で、
'03年にベルリン国際映画祭児童映画部門特別賞を受賞した荻上直子監督がメガホンをとった意欲作。
舞台となっているフィンランドで全編ロケを敢行し、豊かな自然に囲まれ、
人々がゆったりと暮らすフィンランドの空気感を、映画の中に収めることに成功した。
出演は、かもめ食堂の店主、サチエ役に小林聡美。そして食堂を手伝うことになる2人の日本人旅行者役に片桐はいり、もたいまさこ。
Story
夏のある日、北欧の港町ヘルシンキの街角に「かもめ食堂」という小さな食堂がオープンする。
その店の主は日本人の女性サチエ(小林聡美)。そして、食堂のメイン・メニューはおにぎり…。
見慣れない日本人の女性がひとりでやる店を興味本位に覗く人はいても、なかなか客は来ない。
それでもサチエはゆったりと焦らず、食器を磨き、市場で買い物をし、毎日きちんとお店を開いていた。
そんな「かもめ食堂」に、訳ありげな日本人の女性ミドリ(片桐はいり)、マサコ(もたいまさこ)が次々とやって来て、店を手伝うようになる。
最初は、客として訪れるのが日本かぶれの青年トンミ(ヤルッコ・ニエミ)や、中年の男(マルック・ペルトラ)だけだった食堂も、
やがて、3人が心を込めて作る料理が客を呼び始める…。
日常から少し離れた、
ゆったりのんびり自然に寄り添った暮らし。
ムーミンの生まれ故郷としても有名なフィンランドの美しい夏景色に突如、迷い込んでしまったような小さな食堂。日本から遠く離れたフィンランドの首都ヘルシンキで、ちょっとワケありの人々が集まる食堂をユーモアたっぷりに描いた映画『かもめ食堂』は、心がほっこりする大人のファンタジーです。

店を切り盛りする主人公のサチエは、地元の人々にシンプルな日本食を楽しんでもらうのがモットー。
よく海外で日本料理というと、その国に暮らす人々の口に合わせて、料理をアレンジしたり、日本人観光客相手というケースもありますが、サチエの場合は違います。おにぎりに、鮭の塩焼き、豚肉の生姜焼き、そして肉じゃがと、日本の家庭料理をそのまま、地元の人々に受け入れてもらいたいという思いがあるのです。
『かもめ食堂』
そんなサチエが作った心のこもった料理を引き立たせてくれるのが、フィンランドで有名な「イッタラ社」の食器です。
一見、白いシンプルなお皿なんですが、その大きさやお皿の緩やかなカーブが絶妙で、料理をより美味しくみせてくれます。
さらにその料理たちの彩りを鮮やかに引き立ててくれるのが、食堂で使われている白木のテーブルです。
これは、フィンランドが世界に誇る建築家アルヴァ・アアルトがデザインしたアルテック社のもの。
丸みを帯び、木のぬくもりを感じるフォルムは、モダンだけどレトロで、昔からずっとあるような親しみ深い雰囲気があります。
いたってシンプルな食器とテーブルですが、古い物を大切にし、長く愛用するフィンランドらしいデザイン。
空色にペイントされた店内と、白木のテーブル、そして白い食器が、海のようなさわやかな雰囲気を演出しています。

余計なものがない、シンプルな店内からは、物や情報があふれすぎた日本から、必要なものだけを持ってきた…
そんなサチエならではの「シンプル・イズ・ザ・ベスト」の大らかさにあふれています。
『大切なものを見失わないために、余計なものはいらない』という彼女のライフスタイルは、食堂だけでなく住まいにも現れています。
壁は淡いグリーンのパステルカラーに黄色のカーテンを合わせ、どこか森を思わせる雰囲気のお部屋で、
自然と寄り沿って暮らすフィンランド文化の香りが、木製家具の風合いや淡いクリーム色のカーテンからも感じられます。
そして淡いパステルグリーンの壁に白のタイルをあわせたキッチンには意外にも炊飯器がありません。
ご飯と言えば、炊飯器でしょう…という日本では当たり前の風景ですが、この映画ではご飯をお鍋で焚いています。
使われているのは、食器と同じく「イッタラ社」のお鍋。サチエの生活に「自動」はないんです。
あるものを工夫して使い、過程を楽しむ。それがサチエ流の心の込め方。
サチエがふるまう料理は、“シンプルでも心のこもったご飯を食べることが幸せ”なんだなと、しみじみ感じさせてくれます。

また、映画の中の季節は夏。北欧の夏は短いからこそ、
そこで暮らす人々はのんびり、ゆったり、太陽に寄り添う時間を大切にするそうです。
そんな北欧の国ならではのゆったりとした夏暮らしの空気感に、路面電車のレトロな風景、
そしてムーミンの故郷となる森など、日常から少し離れた世界が楽しめる作品です。
シンプルに癒される、北欧ライフをお楽しみください。
Comment

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9. | 投稿者: toto [2010.7.29]

ずいぶん前に観たけど あの後 シナモンロールパンにはまってしまいました でもなんか ちがうんだよなあ あのドラマのシナモンロール たべたいです 

8. | 投稿者: めもか [2010.7.12]

一見ストーリーになんの高低もない映画ですが
最後はなんだか少しだけ幸せな気分になる映画です
フィンランドも行ってみたくなりました

7. | 投稿者: まもまも [2010.7.10]

先日お店の前までいって来ました!

6. | 投稿者: みなちゃん [2010.7.9]

一番私の心をとらえたのは、料理を丁寧にしている小林さんの姿です。私もお気に入りの調理道具を揃えて、家族に食べさせたいと思いました。

5. | 投稿者: ミィ [2010.5.7]

初めてこの作品を見たときとてもお腹が空いてきました。
作って食べることの良さはもちろん、
北欧の景色やインテリアが素敵で
何度もこの作品を見たいくらいです。

4. | 投稿者: ねこ [2010.4.10]

映画を観た時のことを、思い出します。
フィンランドの景色も、全てが、良かったです。

3. | 投稿者: ナチュラル [2009.7.30]

北欧の地で一人の日本人女性がひょうひょうと力強く生きている様子をユーモアと清潔感の漂う空間で描かれたこの映画。とにかく、いつまでも、いつまでも、あと味がいい。今どき、中々巡り合えない素敵な作品です。ほのぼのとした雰囲気の中に、凛としたサチエの生き方に共感しました。人は何を一番大切に生きていくべきかを静かに教えてくれた気がします。本当に素敵な作品です。店主サチエの店を開く事のコンセプトが映画を見ていくうちに、ジンワリと、「なるほど」と心に響いてきます。それは、日本の母が作る家庭料理に対する揺るぎない自信と誇りと料理する事への愛情だと思いました。小林聡美さんの透明感のある演技とフィンランド語でしょうかスラスラと言語を話されるのにもこの映画にリズムをつけています。

2. | 投稿者: ノエリーノ [2009.7.29]

北欧のインテリアや衣装も見所の素敵な映画だと思います。

1. | 投稿者: あや [2009.7.24]

某・パンのCMで雰囲気がすてきだなーと思ってました。
北欧は自然と空間デザインの両方が楽しめそうなので
一度訪れてみたいです。

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