みんなの住まい

人気のホワイトインテリア! ファミリーでも取り入れられるコーディネートのコツとは?

最近SNSや芸能人のブログでよく目にするのが、部屋の壁や床、家具など全体的に白を基調としたコーディネート。清潔感や高級感があり、部屋全体を明るい印象にしてくれます。でも、いざ自分で挑戦しようとすると、なんだかうまくまとまらない……。特にファミリーの暮らしではなかなか統一感を出すのが難しかったりしますよね。

そこで今回は、マンションやホテルのインテリアを手掛ける三井デザインテックで、インテリアコーディネーターとしてご活躍されている出口尚美さんとともに「パークコート浜離宮ザ タワー」のモデルルームへ。ホワイトインテリアのコーディネートのコツを、プロの目線で解説していただきました!

三井デザインテック株式会社
インテリアコーディネーター 出口 尚美さん

 

「ホワイト」にも色々! 上手に取り入れるコツ

アイテムによってニュアンスの違うホワイトを取り入れることで立体感が生まれる

パークコート浜離宮ザ タワー」のモデルルームは、パッと見た感じでは全体的にホワイトで統一されているように見えます。でもよく見ると、実はすべて同じホワイトではありません。例えばソファやクッション、ラグなどの生地は、少しずつニュアンスの違う色味のホワイトのものを選んでいたり、プリントの柄や織り柄で表情の違う素材を使ったりしています。このように、あえて素材に微妙な変化をつけることで、お部屋に立体感が生まれ、高級感がある雰囲気に仕上がっています。のっぺりとした印象や安っぽさ、冷たさを感じさせない工夫の一つです。

例えば壁掛けのアートには、立体感のあるデザインのものを選び、陰影をつけることで、ホワイト一色でもアクセントとなり、また高級感も演出できます。

床や壁が光沢のないマットな素材なので、飾り棚やダイニングテーブルにはツヤ感のある素材を用い照明を当てるとキラリと反射し、華やかな印象になる。

よく見ると“真っ白”がほとんどないベッド周りのコーディネート。柄×柄でもホワイトのグラデーションになっているため、統一感が出せている。

「甘くなりすぎない」ために気をつけたいポイント

「ホワイトインテリア」と聞くと、なんとなく女性らしいというか、“甘い”雰囲気を想像しがちです。でも、ファミリーで暮らす家なら、みんなが居心地が良く感じられるような、甘くなり過ぎないコーディネートにしておきたいもの。そんな時は“空間にメリハリをつけて引き締める”ということを意識するといいでしょう。

例えば、飾り棚はエッヂの効いた直線的なデザインを入れたり、ガラスやミラーのような硬質な素材を入れるとキリッとした空気感が生まれます。

「間接照明」の効果

間接照明によって陰影が生まれ、空間に広がりがある玄関。

そして、ホワイトインテリアコーディネートの成功に欠かせないものは、上手に照明を取り入れることです。飾り棚や天井、足元などに間接照明を施すことで、奥行を持たせたり、部屋にぬくもりを与えられます。

さらに居心地を良くするポイント

「低めの家具」で揃える

“ホワイト”は膨張色なので白い家具は実際のサイズより大きく見えてしまうことがあります。全体的に高さや、奥行の寸法は抑えめに。家具が低いと落ち着きを感じると共に、天井も高く感じさせることができ、部屋が広い印象に。

リビングスペースの家具に合わせて、ダイニングセットも低いものをチョイス。

差し色でホワイトインテリアに「季節感」も

ホワイトインテリアコーディネートにアレンジを加えるなら、少し差し色を入れてみてもいいでしょう。その時に失敗しないコツは、色のグラデーションを意識すること。白と差し色とのつなぎの色を入れることで単色だけが目立つことなく調和しやすくなります。色の配分は、7(白):2(繋ぎの色):1(差し色)くらいの割合にすることがポイント。

また、選ぶ色によって季節感をプラスすることも可能です。例えば夏には、ブルー系を差し色に取り入れることでお部屋がとても爽やかな印象になり、リゾート感を演出できます。

さらにアレンジの一つとして、最近流行中のスモーキーな色を取り入れてみるのもおすすめです。例えば、女性が好むピンクですが、同じピンクでもスモーキーなピンクを選べば、大人っぽいアレンジにすることができますよ。

いかがでしたか? 「とにかくホワイトだけ!」と意気込むと、なかなか難しいホワイトインテリアのコーディネートも、ちょっとしたコツをつかむだけで、家族で暮らす部屋でも実践可能になります。今回、出口さんにお話を伺った取材班も、「写真で見たらホワイト一色だったのに、実際に見てみると、全然違う!」と驚きました。家族の居心地の良さも考えつつ、憧れのインテリアコーディネートに挑戦したい方は、ぜひ参考にしてみてくださいね。

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